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ミドルフェイズ:1

Middle 1:いしもりとしての

イェルク
「…あのヒゲやったら、ヴェスペルの持っとった石の事も多少詳しく知っとんかな…」
イェルク
憮然としつつ
GM
ふぅむ。レナートはまだ村長の家から出てきていないな
エミル
「あの、石…」
エミル
リーザさんの方をちょっとちらちら
イェルク
「ん、嬢ちゃん何か知っとんの?」
エミル
「えっ、あ、いえ…」
リーザ
「…あんたたちやキアラには本当に悪い事をしてると思ってる」
エミル
「リーザさま…」
リーザ
「だけど、あれを取り戻さないことにはどうにもならないんだ」
GM
おお。GMも観戦モード
リーザ
見るなw
イェルク
エンディング間近という因子による、GMないがしろターン。よくある
GM
わはは
イェルク
「何の話や」
エミル
「ずっと…気になっていましたの。リーザさまがあの方を追っているのは…あの石が理由…ですわよね?」
イェルク
イェルクはちょっと複雑にリーザさんを見るぞ
エミル
エミルは遠慮がちにもじもじ
リーザ
「あの石を取り戻して、封じるのがあたしの、石守りとしてのあたしの役目なんだよ」
エミル
「石守り…ですか?」
イェルク
おお、かっこよくなってきた
リーザ
「あんたたちも散々見ただろう? あれは死者をよみがえらせる力を持つ」
エミル
「…はい」
リーザ
「本来は死霊の王を退治するために作られた、古の遺物さ」
イェルク
「…それがなんで、アンデッドなんぞ量産しとん」
GM
原理としては、生と死を逆転させるものなんだよ。で、死の領域にいては無敵の死神を倒すために用いられる
イェルク
「…要するに、今の状況が本末転倒しとって、それを姐さんがおっかけてきた云うのは理解出来たわ」
エミル
「どうしてそれが、あの方の手に…?」
リーザ
「あたしの前の石守りは、あたしの婆様だった」
イェルク
「ほんで封印とやらをあの男がどうやったんか知らんがどうにかして、持ち逃げしたんか」
リーザ
「あの男は、婆様を殺して奪っていったのさ」
エミル
「! そんな…!」
エミル
おばあちゃんの仇だったのかー
リーザ
「石守りの命が終えなければ、石は他人の手には渡らない。そうやって、古の精霊との契約を守って生きてきたんだよ、あたしたちは」
GM
だいたいわかった
リーザ
「それを無理やりに奪っていったのさ、あの男は」
GM
ひどい奴だな
イェルク
ww ひどいヤツになったなw
リーザ
それだけ恨みが深かったんでしょうけどねーw べすぺるもw
GM
世の中いろいろ
エミル
港町で初対面した時のあれこれを思い出して、リーザさんの態度に納得するエミルであった
イェルク
「例えばの話やけどな。…契約がどうとか云うの、あの石が割れたり無うなったりしたらどうなるん」
リーザ
「あたしらは精霊の加護を失い、一族の誇りを失う」
イェルク
「ふぅん……さよか」
イェルク
まだぶっ壊したらいいじゃない作戦を諦めてないバカがここに
エミル
何かものいいたげだなあ、とイェルクさまの顔を覗き込んでみる
リーザ
「放浪民であるあたしらにとって、それは最大級の屈辱だよ。あんたら新しき神の信者には理解できないだろうけどね」
エミル
「あ……」
GM
自由と光の教団が広まる以前は、精霊や竜に対する信仰がわりと一般的だったらしい
リーザ
リーザのところは今も精霊信仰を捨ててないわけです
エミル
ど信者のエミルはちょっとばつが悪そうにw
イェルク
ここにろくに信奉してないバカが
GM
わはは。その加護を失うと、拠り所がなくなるということだね
リーザ
ですねー、精神的なよりどころがなくなる
エミル
なるほどのう
リーザ
定住民じゃないから余計に
エミル
…え、この一連のエピソード、GMとの打ち合わせなし?
リーザ
うん
GM
ないよ?
エミル
すげえ
イェルク
ぶっつけでしょ?
リーザ
もちろん♪
ジャン
すごいなぁ
GM
でも大体そんな感じだろうとわかるじゃないw
マックス
うむ

Middle 2:せいいっぱいまもるから

GM
さて、そうしていると、コーデリアとキアラが揃って訪ねてくるよ
エミル
「コーデリアさま! キアラさん!」
コーデリア
「話し合いは終わったそうよ」
GM
どうやら、遺跡に立ち入る許可は下りたらしい
と同時に、奥にある仕掛けのことについて、長ったらしい伝承歌を聞かされていたレナート
エミル
www 聞かされw
リーザ
長ったらしい、ってw
イェルク
どうせ覚えるのは本人じゃなくて周りの人間だろw
GM
村では子供が歌うような童謡なんだけど、実は20番くらいまである
ジャン
げー
エミル
わははは
リーザ
それはw
イェルク
サビのワンフレーズだけしか違いないんだぜ
GM
そんな感じ
エミル
でも全部聞かされたw
イェルク
多分長老のお母さんに当たる御年100前後のおばあちゃんが
GM
村長のとこは、遺跡を大事に守ってきた一族でもあるから
ちなみに、遺跡は古竜信仰の遺物らしい
リーザ
神殿なのですな
GM
だね。村長の一族以外は詳しく知らないことだけど
エミル
どんな歌か聞いてもいい?
リーザ
20番まで?w
エミル
さ…三番くらいまで?w
GM
ww
ジャン
ポケモンのアンノーン暗号みたいなのなんだ、きっと
GM
要約すると、空が落ちたときに竜が来て、翼を怪我した竜を助けたら守り神になってくれたみたいな歌
エミル
ほうほう
リーザ
大分はしょった
イェルク
レナートがんばれちょうがんばれ
エミル
せっかくなので旋律も覚えておこう
GM
メロディだけならキアラもわかるよ。昔から歌っていたから
エミル
わー
GM
歌詞は全部は知らないけどね
エミル
じゃあいっしょにうたうー
リーザ
エミルたんのお歌収集の趣味がw
GM
ww
イェルク
趣味w
エミル
うん、趣味w 故郷の歌を歌う約束を果たした
リーザ
おお、伏線が生きたw
エミル
一人で張った伏線を、一人で回収した!w
GM
さて、じゃあ
コーデリア
「キアラのことについて相談があるの」
GM
とコーデリアが切り出す
エミル
お?
ジャン
うん?
リーザ
ほ?
イェルク
ギルドにアイヨー?
コーデリア
「私は、この村で待っていた方がいいと言ったんだけど、どうしても一緒に行きたいって」
エミル
「そんな、危険ですわ!」
エミル
きけんきけんww
リーザ
怖い怖いw
GM
ここまでの成長点でレベル1相当に成長しました
イェルク
成長したんかw
リーザ
「キアラ、おやめよ。あんたが行くこたないんだ」
キアラ
「私、みなさんのお手伝いがしたいんです。それに……お父さんの見たものを、私も見たいんです」
エミル
「あ…」
コーデリア
「誰か道案内が必要なのは確かよ。でも、その人選は村長さんが進めてくれてる。キアラである必要はないと思う
…レナート様は、キアラの同行には賛成していないわ」
エミル
「そう…でしょうね…」
GM
コーデリアとしては、せっかく故郷に戻れたんだから、これ以上危険なことに巻き込みたくないようだね
リーザ
それはこっちも同じー
エミル
同意だなあ。なにが起こるかわからんもの
GM
ちなみに、連れて行くなら、首飾りの効果でアコライトの魔術の一部が3回まで使える。行動値は6
エミル
首飾りは魅力的ではあるのよのう…
イェルク
首飾りだけ仲間に入ってくれないの?w
エミル・マックス
ww
リーザ
ねぇw
エミル
考えないでもなかったけどww
GM
そうそう、首飾りをアイテム鑑定するならしてもいいよ。目標値は16
ジャン
何度失敗しただろう…
GM
首飾りは最初に一回しただけじゃないかな
リーザ
何度、というか皆失敗した、と言うかw
エミル
ジャン君、がんばれ
ジャン
それじゃ、鑑定行きます
GM
ほい
ジャンD
4D6->(4, 3, 4, 5) = 16
GM
ダイスだけで成功か

銀月のペンダント
種別:防具 レベル:1 重量:2 回避修正:+1 防御力:+3 魔法防御力:±0 行動修正:±0 装備部位:補助防具
護りの加護が施された銀細工のペンダント。月をモチーフとしている。
メジャーアクションで使用する。装備者は即座に「タイミング」が「メジャーアクション」のアコライトの魔術を使用できる。
ただし、3倍のコストを消費すること。SLが必要な場合は1とする。この効果は1シナリオに3回まで使用できる
また、前記の効果の代わりにメジャーアクションで使用する。エンゲージにある、「銀陽のペンダント」によって設置された「鍵B」を解除できる。
また、オブジェクトの「扉」や「宝箱」に、「銀陽のペンダント」でのみ解除可能なトラップの「鍵B」を設置することができる。この効果は1シナリオに1回まで使用できる。

GM
ちなみに「鍵B」は解除に条件を必要として、破壊できないもの
エミル
お、前回言ってたアレか
リーザ
対になる鍵ね
GM
銀月のペンダントと銀陽のペンダントが対になっている
リーザ
となるとペンダントは絶対必要なんだけどー
エミル
もう片方は誰が持っているのかしらねえ
GM
キアラのこれは、母からもらって、元は父である聖騎士ラファエレが持っていたらしい
イェルク
順当に考えたら血縁のレナートぽいけどねえ
GM
うむ、それに関してはコーデリアが保証するよ。レナートが持ってる
リーザ
おお、予想を裏切らなかった
GM
そもそもコーデリアがこのペンダントに気付いたのは、レナートが身につけていたものによく似ていたからなんだよ
エミル
「じゃあ、あの方がキアラさんを狙ったのは…」
GM
コーデリアの予想では、対になるペンダントをレナートから引き出すための人質ということだね
エミル
なるほどのう
リーザ
それで攫って監禁してた、と
イェルク
あれ、逆に揃えちゃいけないフラグが立った気がした?w
エミル
どっちだろうw
GM
ま、その辺もふまえた上で、連れて行くか、連れて行かないか
ちなみにコーデリアは、さっきも言ったけど、聖騎士団と共に行動します
エミル
連れて行くなら、こっちだね
イェルク
連れていった→ペンダント揃う  連れていかなかった→べすぺるの部下その1(仮)が連れてきた の、ような気がしている
リーザ
うむ、残したら残したで、この村が襲われる可能性もあるよねぇ
エミル
そうそう
GM
一応、遺跡までの道案内はできると、本人は言っている。羊を連れて近くまで行くことがあったからね
エミル
めぇめぇ
GM
牧羊犬もいるよ
リーザ
もっふもっふ
イェルク
U ・ェ・)=3
えっ、犬もつれていっていいの
GM
犬は置いていこうよw
エミル
エミルは半々だ。危険な目にあわせたくないけど、お父さんの見たものを…とか言われるとそれはそれで弱いw
GM
ちなみに、出発は翌日の早朝の予定だ
ジャン
「あの…キアラさん僕が守るから、連れて行くのはだめですか?」
リーザ
おお、ジャン君が!w
エミル・イェルク
フラグ!
イェルク
「男やなあ、坊主(にやにやにや」
ジャン
「な、なんですかその笑いは」
リーザ
ああ、ジャン君はキアラの気持ちが分かるのかー。お父さんの、っていう
GM
ジャンの父ちゃんは存命だけどね。じいちゃんに仕送りさせられてる
エミル
エミルの両親も多分おらんから、気持ちはわからないことはないなあ
イェルク
イェルクは単純に惚れてんなあって思ってるからね
リーザ
だろうねw
ジャン
惚れ半分あるかも…ジャン自身気がついているかどうかはわからない
エミル
ww
リーザ
www 指輪とか、エンゲージしたアンデッド倒したりとか、それはうすうす気づいてたぞw
エミル
それじゃあ、連れて行きますか
エミル
「わたくしも、少しお気持ちはわかります…みなさん、どうでしょうか?」
GM
リーダーはこう言ってるけどどうかな
リーザ
うーむー、どっちにしてもまだ危険なのは同じなんだよなぁ
ジャン
「僕には兄ちゃん達みたいな筋肉も、まともに使える魔法もないけど、精一杯守るから」
GM
ふぉー。じゃあ、キアラは期待と決意を込めた目でみんなを見るよ。ヒラーもそばに座るよ
エミル
www
リーザ
もふわふ
イェルク
U ・ェ・)=3
リーザ
www
リーザ
「ジャン、人一人守るってのは、その上で自分もちゃんと生きて帰る、ってことだよ? その辺、わかってるんだろうね?」
ジャン
「わかってます。生きて帰らなくちゃなりません」
ジャン
ジャンとしてはやりたいことがあるからのぅ
リーザ
ふむw
エミル
「わたくしも、精一杯お守りいたしますわ」
エミル
主に《プロテクション》的な意味で
イェルク
www
キアラ
「お願いします!」
リーザ
非力組がこういってますが、力持ち組はどうなの?w
GM
ちなみにHPは22
マックス
「わかった、できるだけカバーするよ」
イェルク
壁的にはまあ、がんばりますけどw
リーザ
「あーもう、仕方ないね!」
リーザ
(とかいいつつジャン君のけなげさに内心やられている姐さん
エミル
きゃっきゃ
イェルク
「そんだけ覚悟決まっとんのやったら、しゃぁないやろ。もう」
リーザ
って、誰がリーダーなんだかw
GM
ww じゃ、みんなが許可したのでキアラはぱっと喜色を浮かべて
キアラ
「ありがとうございます!」
エミル
にこにこ
GM
コーデリアはひとつため息をついて
コーデリア
「みんながいいなら、いいけど。キアラも子供じゃないんだしね。でも充分に気を付けて」
エミル
「はい、ご心配をおかけしてごめんなさい、コーデリアさま」
イェルク
「…まあ、あとはあのヒゲがどう云い出すかやけどな」
リーザ
あー、司教様が
エミル
「レナート司教は…許可してくださるでしょうか」
エミル
そういえばー、だ
コーデリア
「…多分、大丈夫だと思うわ」
イェルク
道案内ですよーって丸め込む?
エミル
肉親なら、キアラの気持ちがわかるんじゃないかなあ…
リーザ
結局弟の忘れ形見には弱い、とかw
コーデリア
「あまり危険な目には遭わせたくない様子だったけど、行きたいと言い出すのは覚悟しているようだったし」
エミル
「そうですか…」
エミル
ほっとした表情で
コーデリア
「私は聖騎士として参加するから一緒にはいられないけど、お互い頑張りましょう」
エミル
「はいっ」
リーザ
ひょっとしてレナートさんて、いろいろ損してる人?w
エミル
エミルはそのように思っていますがw
イェルク
中の人のレナート印象はツンデレですよ? 外の人はまだろくろく信用してないけどw
リーザ
同じくw

Middle 3:われわれがやつにできることは

GM
とりあえず、レナートは聖騎士団の陣地の方で作戦会議中だけど
エミル
話せるなら聞きたいことがあるのだけどなー。あ、でも、コーデリアさんにもあるんだ
GM
コーデリアにわかることなら話すよ
エミル
まずひとつ目がー、レナート司教も言ってたけど、どうしてコーデリアさんは黙ってキアラたんを連れ出したのかな。レナート司教にも知らせずに
イェルク
信用しきれてなかったんかねえ、最後の最後で
エミル
そんな風ではないから、気になるのだけど
GM
コーデリアとしては、キアラが自分の意志に関わりなく誰かに利用されるのが我慢ならなかったらしい。で、どうしたいか聞いたら、村に帰りたいと
エミル
ああー…やっぱりそれもあったのか…
リーザ
そりゃ帰りたいよねぇ、突然さらわれたんだから
GM
危険なこともわかってたけど、それと同時に、古竜の復活を目論んでいるのに対して、遺跡に行けば何か手がうてるかもという狙いもあった
こんな状況でなければ、追いついてきたみんなと一緒にキアラを道案内に遺跡を調べるつもりだったんだけど、ヴェスペルもレナートもコーデリアの予想より早かった
エミル
にゃるほどのう
GM
ちなみに、レナートは森の砦でも戦っていたことがあるから、地下通路があることも当然知ってる
エミル
それでサクサク来られたのか
GM
そういうことだね
一つ目といったけど、まだあるかな
エミル
では、二つ目だ。ちょうどよくヴェスペルさんの名が出てきたところで
エミル
「あの…ヴェスペルという方のことなのですけれども、あの方は、もしかして…」
リーザ
あ、ひょっとして
エミル
確証がないのでちょっと言いよどむ。コーデリアさんは気づいているのかしら
コーデリア
「……あの男が、英雄のクラウディオかもしれないっていうこと?」
エミル
「…っ、はい……いろいろと調べているうちに…もしかしたら、そうではないのかと思えてきて…
でも、あの方は亡くなったはず。そうですわよね…?」
コーデリア
「私にはわからないけど、ただ……昨日の夜にレナート様があの男と戦ったとき、その名前を口にしたというのは、同僚に聞いたわ」
エミル
「ああ……」
GM
コーデリアとしては、あれがクラウディオなら、レナートが見間違えはしないだろうという意識はある
エミル
一体どうしてそんなことがー、な気分
エミル
「…レナート様に、そのことをお伺いすることは、できるでしょうか…?」
コーデリア
「時間を取っていただけるように頼んでみるわ」
エミル
「…ありがとうございます」
エミル
どきどき
GM
まだコーデリアに聞いておくことはあるかな
エミル
んー、とりあえずこの二つでいいわ
GM
他の人も特になければ、レナートが少し時間を空けてくれる。もう夜になるけどね
みんなとレナートの他は、コーデリアとキアラが同席する
エミル
エミルはレナート司教の顔を見ただけで、緊張しまくりだが
レナート
「……私に聞きたいことがあるとか?」
エミル
がんばって聞こう
GM
まあ、顔は怖いね
イェルク
頑張れリーダー
ジャン
がんばれリーダー
リーザ
口を挟む気がないので任せたw
エミル
「はい… あ、あの」
GM
ひとまず、戦闘不能になった影響は、外見には見られない。戦闘不能にならイェルクもなったしね
リーザ
www
エミル
「…あの、ヴェスペルという方のことなのですけれども」
GM
ふむ。レナートは表情を変えずに、先を促すよ
エミル
「あの方は…もしかして、英雄の一人、クラウディオ様ではありませんか?」
エミル
どきどき
GM
それならばレナートは頷く
レナート
「間違いないだろう」
イェルク
あっさり
エミル
意外とあっさりしてたw
エミル
「どうして…あの方は、10年前に亡くなったと…」
レナート
「何らかの方法で生き延びていたのだろうな。だがその身体は確かに死んだようだ。もはやアンデッドとして生と死の狭間にいる、亡者の如き存在でしかない」
エミル
「アンデッド…」
イェルク
しつもんですん。ジャンくんの識別を回避したのは、シナリオ的な理由?
GM
種別:人間になっていたことなら、データ的にはアンデッドとまで言える死に具合ではなかった
リーザ
死に具合てw
イェルク
徐々に腐らはりましたか
ジャン
あらら
イェルク
そろそろ かゆ うま っていう
エミル
頃合? なんともはや
レナート
「我々が奴にできることは、その肉体を滅ぼし、魂を解放することだけだ」
GM
沈黙。天幕の中で蝋燭がゆらゆら揺れるよ
エミル
ああ、いや、ヴェスペルがレナートを裏切り者ーって言ってたのは、マスターシーンでの話だったね…
GM
そうだけど、あのことに関しては大体の話を聞いてる
イェルク
絶妙にはぐらかされるのかと思ったら
エミル
では、どきどきしながらその話も聞いちゃうぞ
GM
いやまあ、本人からじゃなく、そういうことがありましたよと、聖騎士や商人から聞いてる。部下の聖騎士達も一緒だったからね
エミル
うん、だろうから、改めて本人に
GM
何と聞くかな
エミル
「あの方が…司教を「裏切り者」と言ったのは…どういう…?」
エミル
どきどき
イェルク
直球やった
エミル
うむ…w
GM
ふむ…レナートはふと遠くを見つめるような目をした後で、ゆっくりと口を開く
レナート
「エキドナを倒したとき、我々は……我々5人は、生き残っていた」
エミル
「5人…」
レナート
「だがバジーリオたちは、傷を負っていたクラウディオを助けず、むしろ積極的に殺そうとさえした」
エミル
「! どうして、そんな…!」
レナート
「聖騎士でない傭兵には英雄の資格がない、とな」
リーザ
傭兵に手柄を立てさせたくなかったかー
レナート
「私はそれを止められる立場にいた。だが、できなかった。私の故郷も、あの戦争では多大な被害を受けた。私にも、地位と、そして金が必要だった」
エミル
「そんな…」
レナート
「クラウディオが我らを恨むのも無理もないことだ」
イェルク
あれ? あいつらも所詮司祭じゃなかったっけ?
GM
バジーリオたちはそうだよ。でも、それ+英雄としての地位があった
イェルク
戦争で被害がーというあたりで、ちょっとイェルクはふるさと(どこか知らんが)を考えてもにゃもにゃしている
エミル
「…短剣を、ご家族の元へ届けたのは、罪滅ぼしのつもりでしたの?」
リーザ
「地位だ、金だって、結局はわが身可愛さかい」
レナート
「そう言われても仕方がない」
エミル
まだなにか隠してるわけではないかー?
レナート
「もはや隠し立てはできん。このことが終われば、私も審問にかけられるだろう」
リーザ
「あんたらの我欲のおかげで、何の関係もない人間が命を奪われてるんだ。そのことをお忘れでないよ」
エミル
ああ、リーザさんのおばあちゃんがなー
レナート
「そう、なのだろう…そのことを考えない日はなかった。私はそれを、より多くを救うことを自らに課して誤魔化してきた
だが、全ては欺瞞でしかない」
エミル
「…あの、虎男の方も」
イェルク
なまえゆったげてw
リーザ
www
エミル
www 忘れちゃってw
GM
ww
エミル
そんな話を聞いて、コーデリアさんはどんな様子なのかな
GM
黙って聞いているよ。コーデリアはまだ英雄とされる前のレナートに救われて、それに憧れて聖騎士を目指してきたわけだから、英雄達の真実には思うところあるだろうけどね
エミル
ふむ
レナート
「それでも、あの男を……復讐鬼と化したクラウディオを止める、それだけは私がやらねばならん。私が逃げるわけにはいかん…」
エミル
エミルは複雑な表情でレナート司教を見よう。許されないことをしたのは確かだけど、この人によって救われた人もたくさんいるだろうからのう
イェルク
「せやな。欺瞞やらなんやら知らんが、そんなんはアンタが後で勝手にしたらええわ
あいつ止めんと、ここでごっちゃごっちゃなんやしとんのが全部意味なくなるんやろ? したらとっとと殴り行ったらええんや。違うか」
リーザ
イェルクらしいw
イェルク
イェルク的には、そうか戦争終わらせたのはこの人らぁやったんなーという複雑なトコロ
GM
ま、ともかく明日の早朝に出発なのは決定だ。レナートの自分語りはここまでだけど、コーデリアが一応
コーデリア
「このことは、まだ他の人には伏せておいて」
GM
と言う
エミル
「…はい」
コーデリア
「きっと、レナート様自身が、ご自身で決着を付けられるはずだから」
リーザ
「あんたらの大義名分なんかどうでもいいさ。あたしは自分のものを取り戻しに行くだけだ」
エミル
(くそ、かっこいい台詞言いたいけど思い浮かばん…
イェルク
ていうか、戦災孤児(仮)としては、お礼のひとつも云うところだったか
リーザ
まあ、終わってからでもいいんじゃない?w
レナート
「諸君らには大いに期待している。明日はクラウディオ……いや、ヴェスペルを打倒する主力部隊と同行してもらう」
イェルク
主力w
リーザ
駆け出しの冒険者をw
GM
狭いところに入っていくから、集団戦向きの聖騎士より便利なこともあるんだよ
イェルク
主力部隊のモブになるなら、5000Gと云わずもうちょっとくれてよかったのに…
レナート
「よく身体を休め、明日に備えてくれ」
エミル
では、エミルはそれにはい、と頷いて
エミル
「…話してくださって、ありがとうございました。レナート司教
どうか明日は、あなたにもご武運がありますように…」
イェルク
あ、そういえばキアラたん連れてゆく話はコーデリアの姉さんがしてくれるのかしら
GM
それについてはもう同意が得られているみたいだ。そう思ってみれば、レナートにも銀の首飾りがあるね
リーザ
なるほどねー、と、そうだ
古竜の遺跡って、古くからのトラップとかありそうなのかしら?とか聞いてみよう
イェルク
はっ、《加護》
リーザ
www
GM
トラップねえ。まず、昔は守護のゴーレムがいたらしいんだけど、これはほとんど機能停止している
リーザ
ふむふむ
ジャン
罠探知2D+11…は、いらないようか
GM
最奥に行く手前には、まだ動いているゴーレムもいるけど、その手前に隠し通路があるから、戦う必要はない
で、一番奥には古竜の骨があるけど、その手前に大扉があって、これが今は封じられている。十数年前に、ラファエレが銀月のペンダントで封印した
ので、対になる銀陽のペンダントがあれば開く。ヴェスペルはそれを開けられないから、どんなに奥まで行っていてもそこまでだろう
エミル
なるほどのう
リーザ
長々聞かされた童謡にも罠らしきものは歌われてなかったかw
エミル・イェルク
wwwww
エミル
20番までw
イェルク
病み上がり状態なのにww
GM
レナートとしては、ヴェスペルがここを最終目標にしていたのは知っているが、むしろ追いつめたと言ってもいいだろう、というところだ
リーザ
レナートが首飾りを奪われなければねー、ってことね
GM
そうだねえ
エミル
病み上がりなのに大丈夫かのう
GM
いちおうこれも18レベルだから、まあ、なんとかなるだろう
リーザ
これw
イェルク
いろいろ扱いがぞんざい。ヒゲとか
GM
あと、銀陽のペンダントは、タイミングがメジャーアクションのメイジの魔術を使えます
エミル
おー、メイジか
GM
レナート自身もパラディンとして、アコライトのスキルも持ってる。戦う機会があればね
さて、じゃあ、他になければ翌朝にしようかね
一同
おー
GM
…どこまで進むかなw
エミル
www
リーザ
けっこう時間かかっちゃったねぇw
イェルク
石の話聞きたがってごめんね!w
エミル
レナート司教とおはなししまくってごめんね!w