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ミドルフェイズ:4
Middle 7:前夜祭終盤に
- GM
- シーンはイェルクを除くみんなの側だけど、イェルクは好きなときに合流していいよ
―――深夜近くなり、前夜祭もさすがに少し落ち着いてきた
完売した店は既に片付けを終えており、他の店もそろそろ店じまいのようだ
一行が今居る水路の傍でも先程までは前夜祭の締めくくりとして蝋燭を載せた紙船が流されていたが、その姿ももう見えない
人々が家路に着き始める中、広場ではまだ詩人たちが歌を披露しているものの、静かな曲調のそれも多くなりつつある。
- マックス
- そろそろ、蛍の光やね
- GM
- 公式のイベントとしては、あとは夜が明けてからの厳かな式典だけ。はしゃいでいたキアラもさすがに疲れ始めた様子ではある
- エミル
- エミルはちょっと吟遊詩人の歌に気を取られつつ、キアラちゃんがそんな様子なら、そろそろ帰った方がいいかなと思う
- GM
- と、そこに、エミルを見付けたコーデリアが声を掛けてくる。警備の仕事そのままの格好だね。まだ仕事が終わったわけではない様子
- コーデリア
- 「エミル。お祭りは楽しんだみたいね?」
- エミル
- 「コーデリアさま! はい、その…おかげさまで」
- エミル
- ステージに立ったことがまだちょっと思い出し恥ずかしいw
- コーデリア
- 「そういえば貴方、前から歌は上手かったなあって、ちょっと懐かしくなった。ステージを見ててね」
- リーザ
- 本気モードで楽しんでたもんねw
- マックス
- 「ご覧になっていたんですかw」
- エミル
- 「み、見てらしたんですか?」
- イェルク
- 考えてみたらこのメンツ、全部上位かっさらってんなw
- GM
- わりと一般人が多いからね
- エミル
- ちょっと話題になりそうだよねw
- リーザ
- そうなれば後しばらくはここでも稼げるかなー、とか思ってるリーザw
- GM
- 酒が飲みたい人はおごってもらったりしてていいよw
- エミル
- www
- ジャン
- お酒飲みたいけど、じいちゃんにお前にはまだ早いといわれているとかどうとか
- GM
- ちなみにそうして人が集まるところでは騒ぎもあるから、コーデリアは警備でいたんだけど、結局、大した騒動はなかったみたいだね
- エミル
- 番長も出なかったしね…
- リーザ
- www
- GM
- うむ。で、そんな感じに世間話をしていると、一人の兵士がコーデリアを見付けて駆け寄ってくる
- -
- 「コーデリアさん! ここにいたんですか! た、大変なんですよ!」
- エミル
- アラ
- リーザ
- ひょっとして…
- コーデリア
- 「……ちょっと、ジュゼ。落ち着いて。何かあったの?」
- -
- 「は、はい……。あの、いま入ってきた話なんですが、昼には到着するはずだったバジーリオ司祭が……」
- リーザ
- あああ、やっぱり
- GM
- と、その後の核心部分は声を潜めて、コーデリアにだけ聞こえるようにごにょごにょと耳打ちする。でもコーデリアが呆然と呟いてしまうけどね
- マックス
- 耳ダンボ
- コーデリア
- 「東の街道で賊に襲われ、亡くなられた……?
ほ、本当のことなの? でも、聖騎士が護衛についていたでしょう?」 - -
- 「敵は影の魔物を引き連れていて、多勢に無勢だったということです。しかも敵はこちらに向かい、祭の見物客に混じってすでに侵入した可能性もあるって」
- GM
- それで慌てて報告に来たらしい
- エミル
- 「まさかまた、あの刺青の男が…」
- リーザ
- 「そうに決まってる、あの男の仕業だよ」
- コーデリア
- 「……エミル、聞いたわね? バジーリオ司祭は、あのサソリの入れ墨の男に狙われるかもしれないと思われていた人よ
その人が、明日の式典に参加するためにここに向かっていて、街道で殺された」 - エミル
- 「…っ、そんな…」
- コーデリア
- 「私はこの件に関してもう少し情報を集めてくる。でも、くれぐれも、街の人にはまだ内緒にしておいてね」
- エミル
- 「は、はい、わかりました。…でも、そういたしますと、キアラさんは…」
- コーデリア
- 「エミルは、キアラちゃんを大教会まで連れて行ってくれる?」
- エミル
- 「はいっ」
- コーデリア
- 「もしかしたらあなたたちも危険かもしれないから、今夜は大教会に泊まりなさい」
- イェルク
- 宿で出会うフラグをGMにつぶされた…w
- GM・エミル
- www
- リーザ
- ナンパされそこなったw
- エミル
- 教会をうろうろしてればいいじゃないw
- イェルク
- 教会じゃナンパ出来ねえ!
- GM
- いえいえ、宿で充分です! って言ってもいいんだけどw
- エミル
- やー、この状況じゃどう考えても教会の方が安心だよーw
- リーザ
- キアラを一人には出来ないでしょw
- コーデリア
- 「何か困ったことがあったら、このジュゼッピーナに言って。戦いの役には立たないと思うけど」
- ジュゼ
- 「よろしくお願いします! 名前はジュゼって呼んで頂ければいいです!」
- GM
- 敬礼したジュゼは、ヘルメットの下の顔をよく見ると女性だね
歳はみんなとあまり変わらない。神官戦士見習いとして、同僚と集まればレベル3のモブになる程度の実力がある
マックスが《トルネードブラスト》無双できるレベルってことだけど - 一同
- もぶ
- エミル
- 「こちらこそよろしくお願いいたしますわ」
- GM
- そしたらコーデリアは東門の方に走っていくよ
- エミル
- お気をつけてー。じゃあ、教会へ行きますかいね
- GM
- そうする?
- マックス
- 物騒だからね
- イェルク
- じゃあ、教会で待ち構えてるか…
- リーザ
- 「こっちも油断は出来ないね、あいつのことだ、もう近くまで来てるかもしれない」
- エミル
- なんか屋台で買いたいものがあるなら、もう少しいてもいいけどw
店じまい直前なら、タイムセールで安いかもしれないぞ… - イェルク
- 翌日の式典のころまで店は出すんじゃないの?w
- GM
- 可能性はあるけど、残りカスみたいなのばっかりだよw
- リーザ
- エミルたん、余裕だねぇw
- エミル
- 多分修道院では節約生活だったw
- イェルク
- 値引きシールに弱いのか…
- エミル
- たぶん「半額」とかにとてもお弱い…まあいいや、行きましょう、教会w
- GM
- 修道院の畑でとれたとれたて野菜とかを食べていたよ
- エミル
- そっか、自給自足か
- GM
- どうしても買わなくちゃならない物以外はなるべくそう
Middle 8:大教会に避難
- GM
- そしたら場所は大教会。相変わらずイェルクは好きなときに合流してOK
- イェルク
- はーい。チャンスをちらちら伺うぜ
- GM
- 一応、まずはエントランスで
泊まるなら巡礼者用の部屋を都合してもらうことになるけど、何しろ祭の時期だから、その辺の部屋も一杯で、ちゃんと確保できるかどうかは少し待って貰うことになる - エミル
- おー
- ジャン
- ふぅむ
- イェルク
- (そうか…宿じゃナシに、りんごあめの恩を着せて部屋を確保…
- GM
- 一応、その辺はジュゼが聞きに行ってくれたけど
- マックス
- つぶされたw
- リーザ・エミル
- ww
- GM
- まだわからん
- エミル
- じゃあそのスキに、イェルク君が「あっ、さっきステージで見た踊り子さんじゃないの」的なナンパを…
- イェルク
- 教会でナンパはさすがにし辛くね?w
- マックス
- そこが醍醐味ではw
- リーザ
- そうなのかw
- イェルク
- うん、いざとなったらやるけど!w
- エミル
- やってくれたら、エミルがいきいきと叱るよ?w
- イェルク
- そのまえに姐さんの手が出そうです
- エミル
- www
- ジャン
- 巫女さんをナンパするようなものだと思えば
- イェルク
- 俺教会関係者だっつーの一応www メインアコライト! うそっぽい!w
- GM
- ww
- リーザ
- メインモンクだと皆認識してますがw
- GM
- コーデリアの部屋の鍵はジュゼが預かってるけど、そう広くないので二人が精一杯だね。ジュゼ自身は同僚と相部屋なので、これ以上は無理
- エミル
- キアラたんはコーデリアさんのお部屋がいいよね
- GM
- 数日はお世話になってるしね
- ジュゼ
- 「あああ、でもバジーリオ様が殺されてしまうとは思いもしなかったです…」
- エミル
- 「ご存知の方でしたの?」
- マックス
- 「善からぬ噂があったと聞きましたが」
- GM
- わりとイケメン
- エミル
- なんとw
- リーザ
- だからかw
- マックス
- そこに反応w
- イェルク
- ヒゲでオールバックですだれ前髪だとエミル(の中の人)が俄然張り切ってくれるにちがいないよ
- エミル
- なかのひとが!w
- ジュゼ
- 「確かに収賄の容疑はあったんですが、ぶっちゃけ、殺された他の二人と比べると規模は大したことないです」
- ジャン
- ぶっちゃけ
- ジュゼ
- 「教区での評判も悪くないですしね……バジーリオ様自身もかつては聖騎士団に属した身ですし、十年前の戦争で活躍した人です」
- エミル
- 「まあ…そのような方が、どうして…」
- リーザ
- 「ここでも10年前か…」
- イェルク
- GM-、そろそろ通り掛かって、あれーなんかさっき声掛けたようなつうか大会で見かけたようなって感じで立ち聞きしたい
- GM
- あいよーい。じゃあイェルクが通りかかった
- エミル
- お面つけてる?w
- イェルク
- 後頭部に☆
- リーザ
- www
- エミル
- つけっぱかww 多分エミルはそのお面で思い出すかな。さっきりんごあめ買ってた方だわ
- イェルク
- なんか深刻そうな話してんなあって感じで、通りの向こうから見かける様な
- エミル
- まだ遠いかw
- イェルク
- 1回戦でリンゴ飴かばいながら殴って失敗した方だわ
- GM
- ww
- ジャン
- なんか怖い人!トラっぽい感じの人! と、気がつくことは気がつく
- リーザ
- さすが小動物w
- ジャン
- 絶対肉食だ。ぽめらにあんだけど
- イェルク
- \あんぜんあんしんな草食系ですともッ!/
- リーザ
- うさんくさーw
- イェルク
- 「(さっきの大会でよーさん目立ってた連中やんなあ…?)」
- GM
- 白いネコのお面の人もいる
- エミル
- にゃー。って、エミルはお面はつけてないよw
- リーザ・イェルク
- www
- マックス
- 「(りんご飴のあんちゃん…腕っ節いまひとつの)」
- イェルク
- www
- リーザ
- ひどw
- GM
- そんな視線にジュゼは全く気付かずにいる。特に知り合いでもないしね
- リーザ
- 敵意はなさそうなので、都合よくスルーw
- エミル
- こちらも特に知り合いというわけじゃないから、今はジュゼさんのお話だなw
- ジュゼ
- 「そういえばみなさんは、十年前の戦争についてはご存じで?」
- マックス
- 「いや、まだ子どもでしたからね」
- GM
- ふむ。たぶん、イェルクがいたあたりはわりと被害が大きかったんじゃないかと
- イェルク
- ありがとうフラグ! 立ち聞き続行
- ジュゼ
- 「東の山岳地帯に魔獣が大発生した、十年前のことです。天命都市はもちろん、近隣の街からもたくさんの兵士が集められて、大規模な戦争に発展したんです
バジーリオ様はその戦争で魔獣たちの女王、エキドナと戦ってこれを倒した英雄の一人なんですよ。ガスパロ様とエンツォ様を殺したときには英雄視されていた敵も、今回ばかりは悪人扱いでしょう」 - エミル
- 「まあ」
- イェルク
- がすぱっちょってのは、先に殺されてた賄賂の人?
- GM
- そだね
- リーザ
- 「一人、ってことは他にも英雄がいるのかい?」
- GM
- 精鋭8人が挑んで4人しか帰ってこなかった。殺されたガスパロやエンツォもそのうちの一人なんだけど、聖騎士でなく従軍司祭だったから扱いは小さい
- イェルク
- …戻った英雄4人のウチ3人が賄賂…
- GM
- 実質的には、今回殺されたというバジーリオと、もう一人、レナート司教が有名だね
- エミル
- どう有名なの?
- GM
- 今は聖騎士団の筆頭参謀で、実質的に聖騎士団を動かしてる立場
- マックス
- ほう
- ジャン
- えらいのか
- イェルク
- えらそうだ
- エミル
- たいへんなおえらいさんか
- GM
- コーデリアの上司の上司の上司くらい
- ジャン
- モブではないんだね
- リーザ
- (あ、ひょっとして前回最後にでてきたのは…
- イェルク
- ヒゲの壮年
- GM
- がっしりとした体つきに、顎髭を生やした、茶髪の男。歳は四十前後
- エミル
- ヒゲの壮年wktk
- リーザ
- きたな、これはw
- GM
- こないだイェルクが見た人なんだけどね。ぶっちゃけ
- ジャン
- あらら
- イェルク
- ぶっちゃけ
- リーザ
- やはりかw
- エミル
- ぶっちゃけw ファウスト先輩もいろいろありそうだな
- GM
- まあ、ジュゼが「他の街の人だと、見たことないですかねえー」とか言いながら特徴を話してると、イェルクには思い当たる感じ
- イェルク
- 「(大都市はさすが物騒やなあ…あの人ほんま何の仕事してんのやろ?)」
- イェルク
- 軽く首をかしげながら、そんなえらいさんとの話だったらもっと真面目に盗み聞きしときゃーよかったかなあともんやり思う
- ジャン
- とってもえらいのか
- エミル
- エミルんとこの修道院にきたことはないよねえ
- GM
- ないねえ。でも名前くらいは聞いたことがあると思うよ
- エミル
- そんなおえらいさんだったら、そうだろうねえ
- GM
- 何年か前、領主の館に来たということはあった。〈海陽の港街〉のね
- エミル
- ほー
- リーザ
- エミルかジャンは見かけたかもしれないねー
- エミル
- でも、エミルは自分が住んでる街の中でも迷子になりかけるお子ですよw
- イェルク・リーザ
- www
- リーザ
- 「で、生き残った4人のうち3人が殺された、ってことか…」
- エミル
- 「一体何のために、そんなことを…」
- GM
- ちなみにエキドナは、伝承によるとレベル41の化け物
- マックス
- ぎょ
- エミル
- 41!
- リーザ
- よく全滅しなかったわねー、と感心
- エミル
- そりゃ、倒した人が英雄にもなるわなあ
- イェルク
- それを倒したすごい人らが3人もぬっころされた!
- ジャン
- 英雄かぁその英雄さんたちのレベルとかはどうなの? ついでにきくけど
- GM
- みんな上級職くらいはあるね
- ジャン
- ふーむ
- イェルク
- 一般人も兵士とかで駆り出されたりしてたのかなあ、戦争
- GM
- わりと駆り出されてたみたいだ
- リーザ
- なんとなーく、中の人にはつながりが見えてきた気がするw
- イェルク
- (その帰ってこなかったうちのなんとかがかんとかでうんとこどっこいしょ…
- GM
- 〈海陽の港街〉からだと、森の砦を拠点に侵攻を防いだんだけどね
- エミル
- ああ、あのエミルがおつかいに行ったとこ?
- GM
- そう。あれも十年前の激戦地のひとつ
- エミル
- そこにキアラちゃんが閉じ込められてて…なんかつながりがあるんかねえ
- GM
- あるかもしれないし、ないかもしれない…w
- エミル
- ないかもしれないのかw
- リーザ
- キアラちゃんのお父さんが気になるわけですw