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その2

人がやってきたよ

GM
そんな具合に道中進むけど、こいつら器用なのかすばやいのか、街道を歩いてるときに人がくるとぱっと姿を消して、人がいなくなったらまた姿を出してっていう感じでついてくる
アヤ
器用だ
GM
まぁ、そんな道中も終わりに差し掛かったある日の朝方、歩いているとまた2匹の姿が見えなくなったので、あ、誰か通るのかなーって思ってると、鯖山側の道からこれまたド派手なかっこうした女の子二人がきゃいきゃいいいながら歩いている
どのくらいどはでかっつーと、巫女装束の切り込みの部分をもっと大きくして、つか胴衣とかもはやビキニじゃねーんすかくらいの面積で、
アイ
由美かおる系?
GM
袴も履かずに布だれだけでふとももぼーんっみたいな、え、どこのチジョ? みたいな女の子二人です
カズマ
二人組で「小林」と「美川」とかじゃないのか…
アイ
もっと露出高いか(笑)
ミツキ
うわあと思ってドン引くけどガン見
アヤ
なんだなんだ
GM
片方は赤を基調とした服でもう片方は青
アヤ
まさかの旅芸人?
ミツキ
え、おねえちゃん(名称未設定)の知り合い?(笑)
赤い服
「あ、おはようございまーす」
アイ
意外と礼儀正しい(笑)
青い服
「…ぺこり」
カズマ
ギョーカイ的なおはようございます?
アヤ
「お、おはようございます」
アヤ
反射的にご挨拶
青い服
「あ、ねえさん、あそこの子、この前ギルドで見かけたわ」
ミツキ
なんだハヤトの方か
ハヤト
むぅ
GM
とアイをさしている
ミツキ
あれちがった。くさのほうか
アイ
「えっ、ええっ?」
アイ
私は見覚えあるの?
カズマ
まさかザマスの刺客!
赤い服
「あー、貴方、この前摘発されちゃった魔法塾の人ね。大変だったわねぇ」
アイ
そっちかorz
アヤ
ザマスの方か(笑)
アイ
や、師匠がらみ
カズマ
この子はいつか必ず私の魔法少女としての地位を脅かすザマス……って
アヤ
いやいやいや(笑)
カズマ
恐ろしい子……!とかって

絵は美内すずえで。

赤い服
「私は魔術師ギルド所属の魔術師、美子、あっちは妹の恵子です。貴方達はどこかの帰り?」
アイ
「ど、ども。元××魔法塾のアイです……」
美子
「ほんとにあの事件ではいいとばっちりだったみたいね~。お気の毒様
まぁ、逆にギルドで学べるようになったんだから、怪我の功名だったのよね」
アイ
「あー、そーなんですよー! あのクソじじい、あたしにはなんっにも教えてくれなくて!」
恵子
「…かわいそう」
アイ
「あ、すいません、いまはですね、かくかくしかじかで」
アイ
境遇に同情されて、一気に親密度アップ
カズマ
師匠の肩凝りを和らげる魔法、とかってマッサージを覚えさせられたんだな
アヤ
(笑)
ミツキ
「(……須王と天鶴、どこまで行った?)」
恵子
「きっと魔法の修行とか称して、いやらしいこととかいろんなあんなことやこんなことを……ああ、ねたましい」
美子
「あー、ごめんなさいねー、恵子はちょっと妄想つよくてー(笑)」
アヤ
「そっ、そうなのアイさんΣ(゚Д゚)」
アイ
「いやあ、それはさすがになかったのが不幸中の幸いですねー」
美子
「ですよね~(笑)」
アヤ
「ああ、よかった…(ほっ)」
アイ
(たぶんそっちの用途には適してなかったんだと思います、と中の人談)
アヤ
(笑)
美子
「まぁ、そういうのはそういうので修行にはなるんだけど」
アイ
「そ、そうなんですか……?(ごくり)」
美子
「なんでも試してみるものよ~(笑)」
恵子
「ねえさんは好奇心が強すぎるのよ…」
カズマ
大変な世界だ
ハヤト
怖いことになってきた
アヤ
アヤは若干気圧され気味
ハヤト
「(とりあえず管轄外の女性だな…)」
カズマ
(笑)
ミツキ
とりあえず(笑)
アイ
(ハヤトくん好みがうるさいな/笑)
美子
「私達はこれから鰯森にいって、魔法触媒の研究にいくの」
アヤ
アラ、鰯森
カズマ
「鰯森か… あのあたりにいくのなら、途中に小さなお供え台がある。そこに酒をお供えして旅の安全を祈願するのが最近のトレンドなんだ」
アヤ
(大笑)
ミツキ
トレンド(大笑)
美子
「ふむふむ。では途中でお酒を調達しなきゃ。まぁ、後で《テレポート》で戻ればいいわね」
アイ
「あそこってそんなこともやってるんですか?」
恵子
「…貴重な触媒が手付かずで山にあるそうなの」
アイ
「がーん……知らなかった」
美子
「一般市民風情が魔法なんてわかるわけがないわ。だからきっといろんなものが眠っているはずなのよ。それを解明して、私達姉妹の魔法の糧にするのよっ」
アヤ
ちょっとやな感じになってきたぞ
ミツキ
そろそろ馬車で寝ようかな
アヤ
兄ちゃん(笑)
アイ
「え、ギルドで使うとかじゃないんですか?」
美子
「まさかー。それじゃ一番になれないじゃない。人がやらないことをやるからトップになれるのよ!」
アヤ
「一番に…?」
美子
「そうよ! 私達姉妹は鯖山のみならず、この国で一番の魔法使いになるのが夢なのっ」
アイ
「そ、そうなんですか……大変ですね」
ハヤト
「でかい夢っすね」
恵子
「…ちょっと大変」
アヤ
アヤにはよくわからない感覚かもしれない(笑)
カズマ
だいたいわかった。これは二時間ドラマだと序盤の犠牲者だ(一同笑)
ミツキ
「で、最終的にどっちが上かで殺し合ったりしてな」
美子
「まさかっ。私達姉妹はずーっと一緒だもの。ネ、恵子」
恵子
「うん。ねえさん」
GM
と抱き合ってきゃいきゃいしてます
アイ
(塾では兄弟子たちがトップをめざして蹴落とし合ってたんでちょーっとやな感じになってきた
美子
「まぁともかく、お酒の話はどうもありがとう。私達ももう行くわ。それじゃまたいつかー」
アヤ
「き、気をつけてー…」
アヤ
と言ったものの、なんだかやな感じが残るアヤたん
カズマ
一応型どおりの挨拶を
アイ
「はーい、またー」
ミツキ
「………るせえなあ……(半分眠い)」
GM
まぁそんな感じでチジョ二人はさっていきました(笑)
カズマ
「本当にそんな魔法触媒なんかがあるんだろうか……」
カズマ
カズマが《サーチング》しても何も見付からなかったのに……
アヤ
(笑)
ミツキ
「魔術師ギルドだ組合だってのが全部あんなんな訳じゃないよな?」
GM
まぁ、競争嗜好の強いのもいれば、だな(笑)
アイ
「あーいうの、うちの塾だけかと思ってたら余所にもいるのねえ。よっぽどうちの塾がひどいのかと思ってたわ」
アヤ
「鰯森の村、だいじょうぶかな…へんな騒ぎが起きなきゃいいけど…」
ミツキ
「(……あのお人好しの女、なんかしら巻き込まれそうだなあ…)」
須王
「ああいうのって大抵道を踏み外すなぁ」
天鶴
「堕落する典型例だな」
ハヤト
おや
アヤ
「キャッ」
アイ
「ってわ! びっくりした」
ミツキ
「居たのか。樽ででも用意しろっつっときゃ良かったか?(笑)」
須王
「よ。まぁ、鰯森に戻るとはかぎらねぇけどな、俺たち(笑) まぁ、お供えされてるかもって思うと立ち寄る気にはなるな(笑)」
カズマ
そしてしびれ薬入りのを飲んで捕まる。と見せかけてしびれ薬が効かなくて返り討ちにする(一同笑)
天鶴
「ありえる」
GM
ま、そんな感じで鰯森が見えてきて人通りが多くなってきたあたりで
ミツキ
いや、鰯森見えちゃだめだろ(大笑)
カズマ
鯖山鯖山
アイ
あ、びっくりした(笑)
GM
ああ、もといもとい、鯖山(笑)
アヤ
逆戻りしたのかと思ったよ(笑)
アイ
私も(笑)
アヤ
酒を飲んだ須王に道案内を頼んだばっかりに…
GM
いやー、鯖山デスネ(一同笑)
須王
「よし、俺らはここまでだ。ここから先は騒ぎになるからな」
カズマ
「いろいろと助かった。また機会があれば」
カズマ
こっちは素直な気持ちで
須王
「まぁ、縁がありゃぁ、どっかで合うだろう。そのときに敵になってるかどうかは別としてな」
カズマ
何かこっちから用事があったらお供え台に手紙付きの酒樽を置いておこう(笑)
ハヤト
戦いたくはないなぁと思う
天鶴
「まぁ、鬼がでばるような戦もなかろうさ。またな」
アイ
「二人とも元気でねー」
アヤ
「お酒、飲み過ぎないように気をつけるのよー」
須王
「喧嘩すんなよー。お前らも達者でナー」
天鶴
「(耳を立てて挨拶代わりにしている)」
カズマ
もふもふ…
ミツキ
もふもふは正義
アヤ
「うんっ、いろいろありがとう。またね!」
ミツキ
「気ぃつけてな。飲みつぶれて使い物にならねえとかシャレなんねえからな」
須王
「けっ、坊主とは違うんだぜー」
GM
ま、そんな感じで彼らは街道はずれの森へと消えていきました
ハヤト
ふむ
アヤ
ばいばーい
カズマ
じゃあ見送ってから、荷物を届けよう

秘術師のお店に

GM
というわけで幻蔵の店にたどり着くと、店の前で幻蔵が待ち受けてます
カズマ
これで鬼の気が混じってて使い物にならんとか言われたら泣く
幻蔵
「なんだか随分いろんな目にあったみてぇでやんすね」
GM
慣れた手つきで挨拶もそこそこに品物を見聞しながら幻蔵は皆に話しかけます
アイ
「あれ、わかるの?」
ミツキ
「概ね死にかけた記憶しかないけどな」
幻蔵
「まぁ、使い魔をはなって見守ってやんしたからね」
アヤ
使い魔とな
幻蔵
「とんずらこかれたら、たまりやせんし」
アヤ
「そんな、逃げたりなんて」
カズマ
「少し騒動に巻き込まれてしまって。これが伝票」
幻蔵
「まぁ、運が良かったというのもありやすねぇ。弱ったトロルに気のいい鬼か。たしかに伝票も見やした
…最低限の用心でやんすよ。そういうもんでござんしょ?」
ミツキ
「前金でも貰ってたら別かもしれないですけどね(こんな大荷物でどうやって逃げろってんだか)」
アイ
もふもふする使い魔だったりするのかな
幻蔵
「(にっと笑って)使い魔を人に見せたら、魔法使いはおしまいでさぁ」
アイ
「そっかー」
ハヤト
そういうものなのか
幻蔵
「魔法使いが何をできるのかなんて知られたら、あっという間に知恵を盗まれちまいますよ。お気をつけなさいな」
アイ
「はーい」
カズマ
秘術師だったっけ
GM
幻蔵はね
カズマ
「おおよそのところを知っているのならば話は早い」
カズマ
じゃ、ともかく荷物を確かめてもらって
アヤ
「品物は、ぜんぶ、大丈夫ですか?」
幻蔵
「たしかに。良い品ばかりだ。今年はあたりだな。ありがとさん。これは礼金だよ
あと希望通り、鯖山の《マーク》だ。町外れの人がいなさそうなところに作っといたから、安全でやんしょ」
アヤ
おー
カズマ
「おお、準備が良くて助かります」
アイ
「わーい、ありがとー!」
ミツキ
そういやそんなの頼んでたね(笑)
アヤ
頼んでた頼んでた。今思い出した(笑)
ミツキ
《マーク》の石って何度でも使えるもの?
GM
何度でも使えるよー
カズマ
そして次のレベルアップでアイちゃんが《マーク》覚えたりするんだよ(笑)
アイ
覚える気まんまんですよ(笑)
幻蔵
「まぁ今後またなんかあったときはお願いするとしやすかね。お前さんがた、面白い縁があるようだ」
カズマ
おもしろい縁…尾も白い縁……つまり、これから先ももふもふに会うって事だよ!
アヤ
(大笑)
幻蔵
「なんか急にひえこみやしたね。中でお茶でも飲むかい?」
アヤ
中の人が出した寒波を感じ取った(笑)
アヤ
「…おもしろい、ですか?」
ミツキ
「(それはそれとしてこっちの液体なんで上と下で色が違うんだ?)」
アヤ
兄ちゃん、また棚を(笑)
幻蔵
「だってそうでござんしょ? 普通の…いや、どんな冒険者でも生きてお目にかかれない、あるいはあって生きて帰ってこれない真鬼に出くわして、和気藹々と帰ってきたんだから」
アヤ
「ほよ」
アイ
「そ、そんなにすごい人にはみえなかったけどなあ」
アヤ
「うん、ぜんぜん…」
幻蔵
「だから、面白い、でやんすよ。真鬼は一匹で万軍に値すると言われた化け物でやんすよ。人がわからぬ世界を見る魔性、とね」
ミツキ
「神海人がみんな、アンタみたいな粋なヤツじゃないのと同じなんじゃないですかね」
幻蔵
「ま、あっしは極めて特殊な類でやんすからね」
ミツキ
しかし兄ちゃんは今後どこまで真鬼について覚えるのだろう。ファンブったし(笑)
アヤ
「(魔性…魔性…うーん…酔っ払った顔しか思い出せない…)」
アイ
「(おなじく……)」
アヤ
「確かに武芸はすごかったけど…うーん…」
ミツキ
ファーストインプレッションって、大事だよね!(笑)
幻蔵
「しかし、須王の旦那、まだ生きてやがったとはなぁ。くわばらくわばら」
アヤ
「知り合いですか?」
幻蔵
「知り合いなんて穏やかな付き合いじゃござんせんよ」
アヤ
「(ほよ?)」
カズマ
きっとたぶん昔一度輪切りにされて、よった頭で組み直したら背が縮んだ!とかそんな感じの仲
アヤ
いやいやいやいや(笑)
アイ
「(昔、討伐軍にいた、とかかも)」
幻蔵
「(いやな事を思い出したような顔で首をさすっている)」
カズマ
飲み比べをして喉が灼けた
アヤ
勝てそうにない(笑)
アヤ
「戦ったことがある仲…ですか?」
幻蔵
「ま、そいつは言わぬが花って奴でさぁ
さ、まぁ金もはらったことですし、久しぶりに一杯やってきたらどうでい?」
GM
と体よく追い出されました(笑)
アヤ・ミツキ
みょん

まとめ

GM
そんなわけで、トータルクエストクリアって事で経験値2000点ー。幻蔵の頼みごとってタイトルかな、あえて言えば(笑)
一同
おー
アイ
一人頭?
GM
一人頭でいいよ
アヤ
わーお
カズマ
しかしレベルアップには238点足りない
GM
ですよね~
カズマ
仕方ないね
アイ
足らないなー
ミツキ
まあ、いきなりレベルアップ作業が入っても色々と思い出せまいて
アヤ
礼金は?
GM
いくらだっけか
カズマ
結構高額だった気がするけど
アイ
金貨50枚
カズマ
おー。その分配は次回にしよう(笑) まあ基本的な装備は一通り買いそろえてるから、厳密にやってかなくてもなんとかなるしね
アヤ
トロルの戦利品とかもまだ分配してないし、次回はそこからかな
カズマ
そだねー
ハヤト
ふむ
アイ
はいー
カズマ
宿に残した馬の様子も見てこないと……
GM
んだば今日はここまでー
一同
おつかれさまでしたー