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その2

《マーク》の石を求めて

カズマ
とりあえず宿の親父さんに、どうしてもこの宿のルーンが欲しいんだけど魔術師に頼んでくれないかと聞いてみる
親父さん
「魔法使いに知り合いはいねぇなぁ…。ああ、そうだ。この前の竹内様に聞いてみたらどうだ? お知り合いに魔法使いくらいいるだろうよ」
カズマ
ゆさゆさか
ミツキ
さま……
GM
偉い学者様だからね
アヤ
ゆさゆさ…
ミツキ
ゆさゆさま…
ハヤト
封印を半分といて大変にした、ゆさゆささん
カズマ
うむ
アヤ
じゃあ、次回はゆさゆさとの再会イベントからかしら
GM
いや、会うくらいは簡単だけど。会ったら単純に魔法使い紹介してくれるから(笑) そらもう「いいですよー、ゆさゆさ」くらいで
アヤ
ああ、そうなの?(笑)
GM
前回のでキミラには恩を感じてるしね。紹介して謝礼とかの話はまた君らとその魔法使い次第だし
ハヤト
ふむ
ミツキ
じゃ、ちょっと蹴鞠しにいこうか

ゆさゆさ

カズマ
じゃあ行ったついでに、松永道雪について知ってるか聞いてみるけど。世間話的に。魔術師方面に聞いた方が名前の通りはいいんだろうなあと
竹内
「松永卿ですか? 魔術師としても学者としても、軍略家としても超一流ですね」
カズマ
うーむ。落ち着け、これは道雪の罠だ
竹内
「あと噂に聞くとものすごい美男子とか(ゆさゆさ)」
カズマ
美男子なのか…普通におっさんだと思っていたよ
竹内
「まぁ、お歳は90は越えるはずですから、見た目は年齢通りとは思えませんが(ゆさゆさ)」
ミツキ
ちょ
ハヤト
魔術師補正怖いなー
カズマ
「魔王などと言うからには、悪い噂もあるのだと思ったが」
竹内
「ああー、それはありますよー。先代の領主を毒殺して、今の領主に挿げ替えたなんて噂もありますし(ゆさゆさ)」
カズマ
うむ、その辺では実質的な最高権力者か
竹内
「あとは謀略とかを駆使して、攻める予定の地域の主力武将を引き抜くとかも聞いたことありますね」
カズマ
こっち側から参加してた夜叉丸が裏切るフラグか
GM
まぁ、そんな具合に、松永道雪さん、結構悪い人みたいではありますね
カズマ
その言葉が聞きたかった
ミツキ
そんなのにストーキングされてたのか俺
竹内
「ただ、世間的にはどうかと思いますが、学術や茶歌の道にとても造詣が深く一代の風流人でもありますね。私も持ってるんですよ。松永卿の書いた掛け軸」
カズマ
ホウ。それを眺めていると、どこからか見つめられている気がする、そんな掛け軸ではないだろうな
アヤ
こええよ(笑)
カズマ
その松永がアサリを狙ってて、木曾がそっちに向かっていったというのも、なーんかあるような気がするな、カズマとしては
GM
かもね(笑)
ハヤト
ハヤトは絵の参考に見ておくよ
GM
掛け軸は見せてくれる。水墨画の勇壮な滝の絵図に、《心気一艘、大河を渡る。心持雲竜の如し。飛燕光を往く》、とだけ描いてある
アヤ
ほよーん
カズマ
カズマは教養がないので言葉の意味はよくわからないが、滝の絵はなるほど良い物のように見える
GM
筆致は荒々しいが、水面の描写は繊細な筆遣いで透明感を見せている。大胆さと繊細さの両面が見えるね
ハヤト
こんな風に瞬間をとらえられたらいいなぁとか思う
竹内
「正直、私の好みとしては(ゆさゆさ)歌の部分はよくないんですが、絵がすばらしい(ゆさゆさ)」
ミツキ
ゆさゆさが間に入るように…
アヤ
相変わらずゆさゆさしてるなあ(笑)
カズマ
即売会で表紙買いして失敗するタイプだな
アヤ
(大笑)
竹内
「うっ」
アヤ
図星だったのか…
ハヤト
「見えてるんすかね、世界がこんな風に」
竹内
「どうなんでしょうねぇ。そうだとすると、あながち私は風評どおりの悪人、とも考えにくいんですよねー
いやマァ、悪い人だからこそ世の中が綺麗に見えるとかもあるかもしれませんけど(ゆさゆさ)」
カズマ
ゆさゆさの所感はそれはそれとして心に留めておこう
ミツキ
あ。そうだいっこ聞きたかったんだ
ミツキ
「学者先生さ、秘術師が使う呪文てやつ、解るか?」
ミツキ
つか《千里眼》は魔術師でいいのか
カズマ
魔術師スキルだねえ。力術系だから、ハイランダーが追加で覚えられる範囲ではないな
ミツキ
普通の《千里眼》の事も良く知らんか、考えて見たら
GM
持ってないからねー。知識としてはそういうのがある、だけだから
竹内
「いや、私はあまり。秘術師なら私の知り合いにいますから、そちらを紹介しましょうか?」
アヤ
いるんか
ミツキ
「いや……やっぱいい。何でもない」
アヤ
「兄ちゃん?」
ミツキ
アヤたんの問いかけには、ちょっと肩すくめてみせるだけ
カズマ
とりあえず、術師を紹介してもらおう。そのために来たんだ(笑)
カズマ
「かくかくしかじかでルーンが欲しいから《マーク》が使える人を探してるんだ」
竹内
「それならそれなりに魔法使いに頼んだほうがいいでしょうね。未熟な人とかだと、なんかとんでもない所とか、まずいところに《マーク》していたりしたら困るし」
ミツキ
いしのなかにいる
カズマ
いしのなかは困るな
アヤ
(笑)

出典:例によってwizardry。移動魔法では対象を座標(XYZの相対位置)で設定するのだが、歩ける箇所以外を設定すると「いしのなか」に実体化し即死、遺体回収が出来ないため復活も出来ない。
そういや、リメイク版のマロールはなんかもうちょっと優しくなってるんだそうですね?

竹内
「あとは信頼できる人物からもらったほうが、場所に関しても安全ですよ」
GM
という事で、さっき話題にのった秘術師を紹介してくれるよ
ミツキ
そいつなんかーい(笑)
カズマ
じゃあゆさゆさに「今度食事にでも行きましょう」とお礼を言って
ミツキ
奢るの!? なんて太っ腹!(笑)
アヤ
しょくじ!(笑)
GM
ぜひにーと答えて場所は教えてくれるよ
竹内
「楽しみだなー。お店は紹介しますねー♪」
ハヤト
あらら
カズマ
行きつけかよ(笑)
カズマ
「いや、あまり高いところは……」
アヤ
おごるとなったら大変そうだ…と、アヤは思う
GM
お店の代金は一食銀貨五十枚
カズマ
アヤが一週間かけて使った食費だ!
アヤ
キャー
ミツキ
確か最初親父さんとこですげえ飲み食いしたのが30だぞ。あれ以上だぞ
カズマ
さあ、秘術師の所に行くぞ!(笑)
アヤ
そうだ、竹内さんに、古墳の方はその後どうですかと、ちょっと聞いてみたい。アヤは多分門番さんのことを少し気にしている(笑)
カズマ
封印の奥が重要そうだったから、あまり進んでないような
竹内
「いやー、どうも崇良親王の墓で間違いはなさそうとなったんですけど、ほら、あんな門番もいるから調査の話が進まないんですよー」
一同
こんばんはー
アイ
こんばんはー。すんまへんしたー
アヤ
いえいえー
GM
スキルとりついでに今までの疑問難問オブジェクションしていたぜ
アヤ
今は、ゆさゆさの学者先生に再会して、人紹介してもらったりしてるところです。あと古墳の様子
ミツキ
アイちゃんはザマス先生にきっと捕まりつづけているに違い無いといいつつ
アイ
おお
カズマ
鯖山のLMもらうために秘術師のところに行くのです
GM
だから訓練終わったよって出てきてもいいよ(笑)
アイ
なるほど(笑)
アヤ
「門番さん、元気でした?」
竹内
「いやー、まだ行ってませんよー。ほら、うっかりまた抜きそうで」
アヤ
抜き…
カズマ
埋めたままにしとけ…
ミツキ
「この間のアンタのアレは恣意だろ」
竹内
「い、いや、鎖のことはもう堪忍してください。うっかりだったんですよぅ」
カズマ
兄者と弟者の連係攻撃で、竹内が、
ミツキ
ミンチに
ハヤト
お肉の塊がひき肉か
カズマ
大橋巨泉と仲本工事に分断されてしまうぞ
アイ
(笑)
アヤ
要素的に半分に(笑)
GM
違うものになったらどうしよう
カズマ
おめでとう! タケウチはユサユサにしんかした!

Bボタンを連打したほうがいいのかどうか。(出典:ポケットモンスター)

アヤ
「また門番さんに会ったら、よろしく伝えてくださいね」
竹内
「まぁ、そのときにはまた護衛を頼むかもしれません(ゆさゆさ)」
GM
さて、んで秘術師の研究所にいく?
カズマ
おー
GM
ちなみに竹内に紹介された秘術師の名は「霞の」幻蔵
アイ
おー、上級スキル保持者ですか
GM
うん。《マーク》やってもらえるならある程度地位と信用がある人がよかろうと
カズマ
アイちゃんも合流したらいいんじゃないかな。将来上級で秘術師選ぶならコネがいる(笑)

アイのスキル取り

カズマ
アイのスキル取得できるならやっておいたら。スキル本で5点増えた分
ちなみにカズマは《片手剣マスタリー》を4から7に上げた
アイ
あ、そうか
アヤ
アヤは《大剣マスタリー》を2から5に上げました
カズマ
疑問があるなら聞いておくといいけどね。スキルわりと増えてるしね
アイ
うーむどうすっかな
GM
手軽にやるなら魔法増やすだな(笑)
カズマ
情報支援系にするなら、《チェンジ・セルフ》とかいいけどねえ
GM
変装だからな、ようは。鳥とかにもなれるけど。でも今までの雰囲気だと戦闘系でいいんじゃないのかな?
まぁ、ここで《マーク》とっちゃうとか
アイ
《ファイアボール》の炎上状態って、そこに入ったらダメージ受けるとか?
GM
炎上だから、ターン終了時に1D6はくらうよ
カズマ
カズマなら突入できるダメージだけど、アイにはきついな
アイ
効果はしばらく続くの?
GM
消されるまでずっと。そして消火活動した奴は転ぶというオマケつき。意外とうざい(笑)
アイ
ふーむ
カズマ
説明には特に書いてないけど、《コール・レイン》で消せるかな?
GM
それは消せるね
カズマ
消費MP30は、カズマには絶対無理だけどね(笑)
GM
あとは変則だけど《スプラッシュ》とか、水系の術をヘクスにかますっとかそうやって消すのはありかもしれない。まぁ、オススメの手ではないけど(笑)
カズマ
いま《フレイムボルト》はあるんだっけねー
《ファイアボール》は単純に、消費二倍で威力も二倍って感じで
GM
とっておきって所だね
カズマ
強いのは強いけど、同系だねえ
アイ
ですねー
GM
エレメンタルマスターにいかない限りはだいたい二系統くらいマスタリー系ので固めてもいいとは思うけどね
アイ
重ねて火のマスタリーも取っておく、とも考えたけど
GM
それもありだね。ダメージあがるから
カズマ
威力上昇がスキルレベルの半分だとそんなに違わないんだよなー。3D6が6D6の上昇と比べるとねえ
GM
まぁな(笑)
アイ
ふむむ
GM
まぁ、《ブルズストレングス》とか、それだとマスタリー生きるけど。【武勇】の判定値があがる、だからダイレクトに命中とダメージが増えるしね
アイ
なるほろ
カズマ
ふむ…。まあ、そんな感じの支援系+マスタリーで行くか、自分でやるなら範囲攻撃が一つあるといいかもねえ
アイ
というか今までの戦闘見てると大体においてみんな強いから
GM
序盤は戦士だけでなんとかなるよ(笑)
アイ
だねー。防御系とっておくのもありかなと
カズマ
か、一足飛びに《ヘイスト》で戦士強化の道へ進む(笑) 消費20がきついけどね
か、まあスキル本で増えた分だし、ということで割り切って《ゲートトラベル》を取るとか
GM
《マーク》とるのもありだろうね。そうすると紹介してもらう価値がいきなりなくなるんだけど(一同笑) なんか空気読まなくてよくない?(笑)
アイ
ええー(笑)
GM
これから《マーク》を…ってときに、アイぽん、「できるようなった!」とか(笑)
ミツキ
紹介して貰ったー行くかー⇒おくれてごっめーん《マーク》取ってきたよー☆(一同笑)
アヤ
さっきの竹内さんの話のときはいなかったからねえ(笑)
アイ
これはひどい(笑)
カズマ
そりゃ面白いけどさー(笑)
GM
なんか凄い空気読まなくて面白い(笑)
アイ
まあ空気読んでおくことにします(一同笑)
ミツキ
空気読んでないんじゃないよ、居ないから読みようが無かっただけだよ(笑)
GM
なるほど(笑)
アイ
そうか(笑)
カズマ
《テレポーテーション》ならSP4だから、《マーク》の1とあわせても5点に収まるねえ
GM
んでスキルどうしようかね?
カズマ
ま、次までに決めればいいんだけどね
アイ
えーっとじゃあ《アースシールド》
GM
ふむ。まぁ、共通スキルで固めるというミツキスタイルもいいんだけどね
ミツキ
今回は共通だったねえ
GM
そういう知識とか言語とか取るのはオススメだよ。旅人らしいじゃない?(笑)
アイ
ふうむ
ミツキ
真面目に呪文覚えるよりは、ここさいきんのあれこれでふんふんへーって知識吸収のがそれっぽいかしらと思ってさ(笑)
アイ
ああ
GM
そういうスタンスは良いことだと思うけどね(笑)
カズマ
でもなんか、知識は、神官・魔術師だともうちょっと取りやすくてもいいような
GM
クラスで分けてたらちょっと大変だから、共通って事にしてるのさ。それでスキル本とかで底上げできるようにしたのもある
アイ
とりあえず前回、《神話学》取ってるから、もひとつ《歴史》でもとろうかな。《世界知識》はミツキがもってるし
まだ余るな。おじいちゃんに話きいたから《神話学》Lvアップしよう
ミツキ
あ。ちなみに僕今回、《世界知識》の上乗せと、《神話学》2こ
戦闘中回復しかやることないから、「そういえば聞いたことがある」係に徹しようかなと…(笑)
アイ
じゃあとりあえず《アースシールド》と《歴史学》と
カズマ
ま、敵のデータベースがGMの手元にしかない以上、キャラが弱ければ手心が入るし、キャラが強くなればそれなりの敵が出るし
GM
え、いれませんよ?(笑) むしろ上方修正しかししてません……
ハヤト
そうなんだー
カズマ
いやー、どの敵を出そうかと選択する段階で
GM
まぁ、敵のチョイスはね、いやでもそうなるわな。ただまぁ、ランダムエンカウントとかも作ってるけどそうなるとユカイになるかなぁ。ま、それはおいおい
カズマ
絶対勝てない敵を配置してもね。戦うしかないのに絶対勝てない
GM
絶対勝てない敵ってのもいるにはいるけど
カズマ
効率重視して強くなれば、その分強い敵が出るから、ほどほどでいいんだよね、キャラの成長は
アイ
にゃるほど

秘術師の元へ

GM
では合流して秘術師「霞の」幻蔵のところへいきますよ、と
カズマ
うぃ
アイ・アヤ
はーい
カズマ
略してかすみん(一同笑)
GM
さてさて、紹介された住所は、鯖山城裏手の貧民が住むような長屋街ですな
カズマ
お屋敷じゃないのか
アヤ
長屋住まいなんだ
GM
町人達に聞いて目的のところに行くと、長屋の中に一つ頭でかい屋根の家があって、何故かこれだけ鉄扉の入り口に書かれているのは

幻蔵薬局(よろず悩み事承り候。恋の病から末期癌までなんでもござれ)

アヤ
なんとなくうさんくさい(笑)
カズマ
馬鹿に効く薬はあるかな
アヤ
(笑)
GM
何故かここだけ据え付けられている煙突からは黙々と虹色の煙が立ち昇り、
ミツキ
わあ。むしろこの人に弟子入りしたら楽しいんじゃないか
アイ
にじいろ。。。
GM
甘い香りが回りを漂っている
アイ
甘い香り……お花系?
GM
なんだろうねぇ。カラメルとかシナモンとか
アイ
小豆煮てるとかじゃあるまいな(笑)
アヤ
「こ…ここ? なのかな…?」
ミツキ
「(くさー)」
アヤ
「(甘い香りに若干くらくら)」
GM
で、どうする? 扉の前で見てると中から客らしい女郎が
女郎
「ふぁー、いい気持ちだったー。センセ、アリガトウ♪ これで仕事頑張れるわー」
GM
とかいって足元ふらふらさせながら出て行ったよ
アイ
「だ、大丈夫かなあのお姉さん……」
ミツキ
「……何屋だ。ここ」
ミツキ
アイちゃんの師匠と友達なんじゃね?(笑)
カズマ
白いクスリ関わってるのか…
アイ
「うーん……否定できない(笑)」
アヤ
(笑) アヤはひたすら目をぱちくり中
カズマ
しかし聞いた場所のようなので勇気を持って入ってみよう
カズマ
「失礼。ここが「霞の」幻蔵殿のお住まいか」
GM
奥のほうから、湿った霧が当たりを漂いだし君らの視界を一瞬さえぎったと思うと、カズマの目の前に小柄な青い髪の男性が立っている
幻蔵
「へい、何か御用でござんすか?」
アイ
(案外軽い/笑)
ミツキ
お。異人との遭遇?
GM
神海人だね
カズマ
小柄って、歳はどのくらいかな
GM
年齢はよくわからない。冷たいすんだ瞳で丹精な顔立ちだけど、顔にはイレズミが彫ってあってちょっとびっくりする
カズマ
神海人じゃ実年齢はわからんな(笑)
ミツキ
初めて見るのかなー
アヤ
初めて見るのかな、って、兄ちゃんとかぶってた
GM
初めてじゃないかなー。今まで住んでいる地域に行かなかったし
ミツキやアイ、ハヤトあたりは知識として、あるいは道中で見ているかもしれないけど
ミツキ
じゃあ、思わずじろじろ見てしまう
アヤ
「(すごい、神海人だあ…)」
カズマ
カズマは見たことないだろうな
アイ
「(わー、はじめてみたー)」
幻蔵
「このイレズミは気にしないでおくんなさい。部族のしきたりでやんして」
アヤ
「しきたり?」
幻蔵
「ムラぁ出るときに入れられるんでやんす。もう二度と帰ってくるなって意味でね。ま、流刑人みたいなもんでさぁ」
アヤ
「(ほよー)」
ミツキ
神海人てのは、部族を出ない生き物? それともこの人がたまたま出たあかんよって部族?
GM
部族はあまり出ないけど、たぶん幻蔵の部族は特にしきたりが厳しいんだろうね
ミツキ
ぬるほど。で、誰が本題を切り出すのだ(笑)
幻蔵
「で、何の御用で?」
カズマ
そろそろカズマが(笑)
カズマ
「竹内殿に紹介されて来たんだ…信用できる人だと聞いている」
幻蔵
「竹内様から? なんでぃ、そっちの客かい。じゃ、とっととはいんな。商売の邪魔でぃ」
ミツキ
GM
言うや速いかさっと中に入ってしまった
アヤ
学者さんとしては偉い人なのか、ゆさゆさんは…

幻蔵薬局内部

アイ
「おじゃましまーす」
アイ
物珍しそうにきょろきょろ
GM
店の中に入ると、そらもう雑然とした室内に薬瓶やら、フラスコや天秤、ビーカーにアルコールランプと、随分いろんな舶来品とかが立ち並んでいる
ハヤト
いろいろですね
ミツキ
うわー。楽しそう楽しそう。ちょうガン見
アヤ
「ふわあ、すごい…」
GM
あとは猴の干し首とか、3mはあるこうもりの干物とか(笑)
カズマ
カズマはとりあえずうっかり触らないように縮こまって移動しよう(笑)
カズマ
「実はこれから遠出するにあたって、この街の宿に《マーク》をつけてもらいたいんだが」
GM
ひときわでかい黒檀の長机にどかっと胡坐で乗っかりながら、
幻蔵
「はん? 《マーク》程度ならそこのおじょうちゃんでできるんじゃねぇのかい?」
アイ
「えー、そうなの?(おい」
アヤ
それが空気を読んでくれて…(PL心の声)
ミツキ
(笑)
アイ
ほらなんせ、道場のメシスタントだったから
GM
(笑)
幻蔵
「ったくなんでぃこのトウヘンボクは。そこらへんも勉強してねぇってか」
ミツキ
随分江戸っ子な神海人だな
カズマ
客じゃないとわかると態度が変わったなー(笑)
アイ
「だってー、うちの師匠何もおしえてくれなかったんだもん」
幻蔵
「どこの冬瓜頭だ、その魔術師ぁ。《マーク》なんざ基本の一つだろうが」
アイ
「(あのクソおやじ……!!!)」
カズマ
SP1で取れるしねえ(笑)
ミツキ
そんな安いの(笑)
アヤ
なんと(笑)
ミツキ
いいなあ魔術師呪文、そんな安くておもしろい呪文があるなんて…
あ、俺、《マーク》の話はどうでもいいから、回りの機械をへーほー見てるよ(笑)
アヤ
アヤもきょろきょろと棚を見ていよう
幻蔵
「まぁ、ねぇもんはしかたねぇが。あっしだって商売だ。ただでやるのは面白くねぇな」
ミツキ
「(だろうなー。あーこの機械なにやってんだろ。飾りにいいなあ)」
幻蔵
「ちょいとオマエさんがた、お使いやってくんないかね?」
カズマ・アイ
「お使い?」
アヤ
「(この瓶の中に入ってるの、きれいだなー)」
幻蔵
「おいっ、そこのからくりさわるんじゃねぇよ!」
ハヤト
危険が危ない
ミツキ
「触ってません触ってません。どうぞそっちの話を」
ミツキ
みーてーるーだーけー
幻蔵
「瓶にも触るな! まだ精製が終わってないんだ。化けて出ちまう!」
アヤ
「うきゃあっ! さ、さわってませんー!」
アイ
「化けて……?」
カズマ
近くにある武者人形がキリキリ動き出して矢を射かけてくるぞ…
ハヤト
「で、おつかいっすか?」
幻蔵
「…ったく。ああ、そうそうおつかいだよ御使い」
アヤ
「お、おつかい?」
幻蔵
「まぁ、あっしの所は見ての通り薬屋だ。まぁ、あまりお天道様に見せられるような薬じゃないのも扱ってるがね」
ミツキ
「(この液なんなんかなー。色なんでこんな変わんだろ。このあいだ読んだ本なんかにゃ載ってなかったなあ)」
アヤ
兄ちゃん(笑)
ミツキ
ゴーイングマイウェイ
カズマ
ゆさゆさの腹の肉が原材料のクスリとかか……
アイ
イヤすぎる
幻蔵
「これでも真っ当な品物だと胸ぁはってんだが、なかにゃあ、調合が難しいとか、特別な材料が必要なんだ。秀才の腹の贅肉とかな」
アヤ
あんのか(笑)
アイ
マジすか!
ミツキ
「いい肉知ってますよー蹴鞠に最適なヤツ」
幻蔵
「その採取場所からオマエさんたちきたんだろうが。今おめえさんが見てる瓶の薬がそれだよ。そのむらさきの奴」
アイ
ハヤト
(なんか、マリーのアトリエとか思い出す…)
ミツキ
「そうですね、その畑に紹介されてきたんですが、へー、これがねえ……」
アヤ
「(ほよほよ)」
幻蔵
「あと三日もすれば完成だからほしけりゃそのときに買いにきな。賢くなる気がするぜ」
カズマ
馬鹿に付ける薬か
アヤ
あんのか(笑)
カズマ
馬鹿に付ける薬っての買って飲んだんだが、いっこうに効果があらわれない
ハヤト
つける薬は飲み物じゃないというオチか
ミツキ
「遠慮します。副作用でアホみたいに飯を食うとかなったら困るんで」
幻蔵
「そりゃ残念」
アヤ
「え、じゃあ、おつかいって…まさか…」
幻蔵
「んでまぁ、その材料を注文したは良いが、折り悪く鯖山の魔術師ギルドの学会とかみ合っちまってな」
アヤ
(ゆさゆさの肉をとりに行くお使いではなかったか)
幻蔵
「荷物が荷物だけに、あとあっしゃそこでは魔術師と名乗ってないんで魔術でちょちょいのチョイナってわけにゃ行かないんだ。それで人足仕事をやってくれるやつを探してたわけよ」
カズマ
「その荷物を受け取ってくればいいのか」
ミツキ
「(あんまり重いとかでかいとかだとめんどくせえなあ…)」
幻蔵
「そうだな。馬車とかは向こうで準備してくれてるはずだし、行きの道中はあっしがゲートで村から二日の場所に届けてやるからそこそこ楽だろう」
ミツキ
で、帰りはしょうがねえと
幻蔵
「まぁ、いつもそうやって行ってるからな
それにゲートみたいな次元をつなぐ術と素材が相性が悪くてね。くぐらせちまうと品物が悪くなる」
カズマ
「だいたいわかった。その村というのは?」
幻蔵
「場所は鰯森の山だ」
カズマ
ああ
アヤ
おー、出た鰯森

鰯森村
規模
言語日照語
人口分布玄海人100%
施設集会場, 鍛冶屋, 雑貨屋, 神殿, 放牧地, 伐採所
代表者村長(性格:穏健)

カズマ
カズマも知ってる場所だ。ホヤから山越えで二年かかるところ(一同笑)
幻蔵
「あそこの山にゃあ、龍がすむって話もあるからなぁ」
アヤ
「龍、ですか?」
アイ
「り、龍?」
幻蔵
「いやはや、あっしが見たのはもう120年も前の話よ。今もいるかどうか」
ミツキ
120ねん
幻蔵
「ここらに来たのが鯖山家がここに赴任する前だからざっと三百年くらいか。なげーもんだ」
ミツキ
「ところで、質問いいですか」
ミツキ
なんで俺敬語なんだ。年寄りだからか
カズマ
ちゃんと敬語使って偉いな
アヤ
(笑)
幻蔵
「おう、なんでぃ」
ミツキ
「行きは二日として、帰りは?」
幻蔵
「帰りは普通に馬車だから一月弱か」
ミツキ
なっげ
アイ
えええ
アヤ
けっこうかかるなーー
カズマ
一応、距離は3週間になっていた気がするけどなあ
GM
三週間だからね。まぁ、山道とか考えて大目にとってます
アヤ
ちょっと長いなあと思うアヤたん
幻蔵
「飯とかはそこで調達してくんな」
ミツキ
「で、その荷物の大きさってのは?」
ミツキ
大きさつうか、材質つうか、具体的になんなのつうか
幻蔵
「材木3本、薬草の樽が四個、清水の樽が二個」
ミツキ
心の中で「頑張れ橘☆」属性が湧いてくる量だな
カズマ
馬車があるならまあなんとか……
アイ
ホントにキャラバン旅だなあ
幻蔵
「あとは鰯森でとれた飛び鰯の樽が一個と、向こうの薬屋がオススメしてくれた品物がいくつかつくだろうな
代金はもう払ってるから受け取るだけでいい」
ミツキ
とびいわし(大笑)
アヤ
飛び鰯が(笑)
カズマ
畑にハマグリ、森にイワシ
GM
たんなるムササビなんだけどね(笑) ここでは飛び鰯、というらしい、と
ミツキ
ハマグリも、ハマグリちゅーてるだけで、違うのかもしらんなあ(笑)
アヤ
謎だよね(笑)
ミツキ
カブの一種とか
カズマ
でもくぱぁくぱぁというらしい
ミツキ
えろいんだ
GM
栗かな?(笑)
ミツキ
栗は畑に出来ねえよ(笑)
アイ
某錬金術師は森でウニ採るし
GM
(笑) うーにーっ

出典:アトリエシリーズ(制作:ガスト)

カズマ
わからんがこの辺では普通のものなんだろう(笑)
アヤ
ファンタジーだねえ
GM
ぜってーそれはそういわない(笑)
アヤ
この世界では龍は化け物? かみさまっぽいもの? どっちでもないもの?
GM
龍は神様に近い化け物。竜は悪い化け物
もともとの意味でもそうだからね。中国語だと違うのだ。発音同じクセにっ
ミツキ
じゃあ、東洋龍と西洋竜ってことだね
GM
そんなノリかな
ハヤト
ドラゴンとワイバーンみたいなもの?
GM
ドラゴンとワイバーンって言うとちょいと近いかもしれないな
カズマ
ひとまず、往復で一ヶ月か
ミツキ
めんどくさそうだけど、旅行気分でいいかなーと思う。荷物は橘がなんとかするだろう
アヤ
じゃあ、アヤも龍がいる山とやらにちょっと興味がわいたので、同じく旅行気分で行ってもいいかなと思う。あと、荷物の量が大変そうなので、手伝おうという気もある(笑)
GM
まぁ、昔はいた、かな(笑)
カズマ
カズマはともかくちゃんと拠点がいるなあと思っているので、それに必要なら引き受けようと思ってる。他に《マーク》の当てもない
ミツキ
その辺でちょっとガドル退治しまくってSPを…(一同笑)
アイ
秘術師さんのお仕事道具に興味シンシン。見てみたい
ハヤト
面白そうだとは思うのです
幻蔵
「ああ、勿論《マーク》だけでなんてしけたこたぁ、いわねぇよ。《マーク》のついでに金貨五十枚払うぜ」
アヤ
わお
カズマ
しかし宿の離れを一年貸してもらえるうち、1/12は旅に消えるのが確定するな(一同笑)
GM
けちくせ(笑)
ハヤト
せっかく掃除したのにか
カズマ
戻ってきたらまた掃除か
アヤ
帰るたびに掃除がうまくなるな
ハヤト
中庭の雑草も抜かないと
カズマ
ま、一応みんなを見回して、積極的な反対もないようなので。
カズマ
「わかった。引き受けよう」
カズマ
何か特別に用意して置いた方が良いものとか、指示はあるかな?
GM
特にはないね。ほんとに御使い程度だから。受け取って帰ってきてね、と
カズマ
そうだ、カズマは短剣を買っておこうと思ってたんだ
GM
それがよい(笑)
ミツキ
そうそう、ダガーは思ってた(笑)
アヤ
ああ、ダガー(笑)
カズマ
数日あったし、買っておいたことにしてもいいかな
GM
あ、ナイフとかはいいよ、かっといたで(笑)
カズマ
じゃ、ダガー2本買っておく
アヤ
道中なにが出そうかとか、なにに注意してねとかもない?
幻蔵
「ふーむ。特にあっしが通るときにはあまりねぇな。精々ゴブリンとかが山賊として出るときがあるくらいで…。そのくらいは問題あるまい?」
アヤ
「それくらいなら大丈夫、かな?」
ミツキ
あ、じゃあそうだ、せっかくだから帰り際に《千里眼》の話でも訊いておこうかな…
幻蔵
「《千里眼》? 《千里眼》ならあっしもできるが?」
ミツキ
あれ、聞こえてた?(笑)
GM
あら、言ってなかった?(笑)
ミツキ
一旦宿にでも帰るなら最後にこっそり訊こうかなーとか思ってたんだけど、このまま直出かけそうだしいいや(笑)
ミツキ
「その《千里眼》て術を、例えば…水晶とかそういう石に込める事ってのは可能ですか」
幻蔵
「出来るね。それはその石を基点に周りを見渡す、と要するにほんとに目の役目をさせるために作るもんだな
まぁ、たいていは使役物の監視とかに使うことが多いって話だな。あっしゃそういうのは面倒だからやらねぇが」
ハヤト
監視、かぁ
アヤ
あの水晶と《千里眼》がどうこうっていうのは、多分兄ちゃんしか知らないことだよな。アヤはなんでそんなこと聞くのかなあと、不思議そうに兄ちゃんを見よう
幻蔵
「秘術の一つにゃ、相手を見ている限り距離は関係ねぇってのがあるから、そういう時に相手の心を読んだりとかするのはあるなぁ。あっしゃそっちはさっぱりだ。秘薬つくりが本分でね」
ミツキ
「そう、ですか…。……どうも」
アイ
ぱんつに入ってた間、監視してる人はどうしてたんだろう(笑)
カズマ
(笑)
アヤ
うぎゃあ(笑)
GM
見てないだけだろうな(笑)
ミツキ
だろうな(笑) オーガの思考とか、股間からの視界とか、見たいわけなかろうて(笑)
ハヤト
「趣味悪いやつには持たせたくない術っすね」
幻蔵
「まぁ、でも対外趣味の悪い奴がそういうのを持っているもんさね」
カズマ
ミツキは心の中を覗かれて、昔のあんな過去やこんな過去を見られた
ミツキ
俺の黒歴史が!(笑)
アヤ
旅芸人のおねえちゃんが!(笑)
幻蔵
「さてと、急ぎっちゃ急ぎなんだ、わりいがこのまま行って貰えるかね?」
カズマ
そういうことなら、宿の方に「旅に出る。馬を頼む」と連絡を…
アヤ
「(あ、だったらあのお店のお団子、来る時に買ってくるんだった…)」
アヤ
しばらく食べられないのがちょっと残念なアヤたんであった
ミツキ
万一に備えて、よく数えたら数食余っていた保存食を……
カズマ
てか鎧とか持ってきてないんじゃね(笑)
ミツキ
あ、持ってきてないね、多分
アヤ
ああ(笑)
GM
取りに行って、だろうね
カズマ
じゃ、少しだけ待ってもらおう。
カズマ
「旅にはそれなりの準備が必要だ。少し待ってくれ。今日中に戻る」
幻蔵
「ま、しかたねぇな。二時間なっ!」
カズマ
じゃ、宿に戻って準備をする
アイ
はーい
ミツキ
頑張れ、重甲の人々
アヤ
(笑) がちゃがちゃがちゃ