12時の魔法(1)

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シンデレラ: ともかく。あなた方一体何をしにいらしたんですか。私にドレスなんかくれたって、このままじゃ舞踏会に間に合う筈もないし……
龍: そのために、俺達が来たんだよ(おやびしっ)
黒龍: 間に合わせて見せます
ミギワ: (ぼそっ)…どうせ着ても似合わないけどね(未だ拗ねている)
シンデレラ: (聞こえてた)…そうよ！　私なんかが出たところで幸せになれる筈が無いわ!!
龍: その瞬間、ミギワをスパーンとはたきます

熱血トナカイ、頭文字：龍。そこから飛び出た今回の熱言は。

龍: そんな言葉を吐くお前の方が、百倍醜いぞ！（一同爆笑）
ヒデジ: いやセリフ熱いな～(笑)
龍: っていうか、ミギワも不細工なだけに余計タチが悪いよね(笑)
ミギワ: ちなみに、聖：ミギワは－10cp位～
ヒデジ: …文字通り、醜い争いだなぁ(笑)

説教ぶった、熱血トナカイ。勿論シンデレラのフォローも忘れないのです。

龍: (シンデレラの髪を直しながら)まずは動いてみなければ、何も変わらないし、始まらないんだよ？
黒龍: いやー、トナカイかっこいいなぁ(笑)
龍: 容貌も+5cp位だから。…ちゃらちゃらしてんのかも(笑)
GM: で、どうするの？らしい服だけ着せて、このまんま連れて行く？
ミギワ: うん、そーだけど
龍: 身支度を整えないとなぁ
黒龍: ……誰か化粧出来る？
一同: ………………
ミギワ: でも、ハナワ君とかファンデーション使ってそうじゃない？
ヒデジ: ……(ミギワを横目で見ながら)実は、出来るとか
GM: いやむしろ、爺が実は出来るとか(一同笑)
ヒデジ: ここは爺の出番ですかな!?　それでは、ここは不肖この爺めが……

一同、化粧品等々のセッティング。その間に、龍がシンデレラに着替えの要請。

龍: (ドレスを渡しながら)さあ、着て御覧。これから君に魔法をかける。このドレスが魔法の第一歩さ！
GM: シンデレラはいそいそと着替えました。そして、ヒデジは化粧の腕をチェック(笑)　Tで、目標値は15
ヒデジ: …8以上…(ころころ)……ああ、一個足んない…
ミギワ: (ここぞとばかりに)下っ手ねぇ～～。ほらここ、メイク崩れてるじゃないの！
口紅だってこんなに付け過ぎちゃって…(ぶつぶつ)
GM: そこで直したいなら、直したい人がチャレンジして良いよ
黒龍: (おもむろにダイス握り締め)がんばるよ
GM: (え、ミギワじゃないの？)…えーと、ヒデジが1失敗してるから、目標値16でね
黒龍: (ころっ)
ミギワ: あ、成功してる
龍: (呆然と)弟やるなぁ………
GM: 弟、実は自分でやってるか？(笑)
黒龍: いやいや弟ステルスだから。迷彩とか
龍: っていうか、ナンパ兄弟だから
黒龍: だから。って、そうだったんだ？(笑)
GM: お姉さん乗ってかなぁい？とかやってんだ、いつも(笑)
黒龍: じゃ、そのまま髪の毛も直そう。で、最後ににっこりと微笑んで見せる、と
龍: その脇から、とても綺麗だよ…と、爽やかに微笑んでみせる
ハナワ: ……でさ、(元が-5cpなのに)実際綺麗に見えるの？
GM: …………どうしよう(一同笑)
ミギワ: ワタシ感覚的には…(観察)…そこそこ綺麗なんじゃなぁい？(尊大)　認めてあげなくも無いわ
龍: ……………ホントにこの人シンデレラなのかな………
ハナワ: 確かに心配になってきた
ヒデジ: まさか、自称シンデレラ？
ミギワ: 証拠とか無いの？
シンデレラ: この界隈でシンデレラって呼ばれてるのは私だけだけれど………

ともかく、現実的に行動の相談を始めます。

龍: とにかく、このシンデレラを王子様に見初めさせなけりゃならないんだよね
ヒデジ: お話の通りに行くように、ね。その為には……
ミギワ: カボチャの馬車……あそうか、追加シートってこの為か!!

プレイ前会話抜粋。
GM「あ、どっか1チームだけ「追加シート」っての着けておいて。セッションで必要だから」
ハナワ「じゃ、付けておくよ」
謎が解けた瞬間、その2。
追加シートが無いと、トナカイ(運転手)とサンタ(助手席)以外に乗せられないのです。

龍: …アサルトに追加シートになっちゃったなぁ…(※当初はヒデジ＆ハナワがステルス)
黒龍: …シンデレラの横で「しゅこー」っつってるんだろうなぁ(笑)
ミギワ: あとは、ネズミの御者？
黒龍: っていうか、まずカボチャの形にしないと

一同、思わずハナワ(運転手)に視線集中。

ハナワ: か……カボチャっ？僕のソリになんて事するんだい(汗)
ハナワ: …これは……車体カバー？　…じゃ、仕方なしにいそいそと装着を始めるよ…
ミギワ: さぁ！カボチャの馬車の完成よ！
ハナワ: (シンデレラに)それじゃぁ乗ってくれよベイビィ～
黒龍: …靴、渡したっけ？
GM: うん、サイズもぴったり
ミギワ: もし合わなくても、踵を切り落とすだけだから
龍: それはお姉さんだろう(笑)
ヒデジ: …いや待てよ？　ガラスの靴が合う人間を捜して回るって事は、合いそうな人間を片っ端から始末していけば大丈夫？
一同: なるほど！
GM: (いやそれを納得するなよ…)
龍: けど、そこは結果論なんだ。その前になんとしても
ヒデジ: あ、見初められなきゃならないんだ
龍: そうだ。…まぁ、そこはお前にサンタバルカンでも使って貰って
黒龍: ついでに、ミギワに雪降らせて貰ってムーディーに
ミギワ: 委せて！
GM: ……まぁ色々手法は有るだろうが、他に時代を渡って未来で整形手術などが……
一同: それだ！(笑)
龍: ビューティコ○シアムだ(笑)
ヒデジ: じゃあ整形で
黒龍: 整形だ
ミギワ: ……お金がかかるよ？

途端に沈黙する一同(5秒)。

黒龍: …みんなお金持ってるか？　サンタの奇蹟に頼れるんだろうか…
龍: いやお金持ってるよ！　(キッとハナワを見つめ)ハナワだもん!!(一同笑)
ミギワ: ともかく、お店に行ってみないことには話にならないかな……どこに行くの？タカ○ユリ？(笑)
黒龍: タカ○ユリか(笑)　まぁともかく、お金作るか……

黒龍、お金作成(笑)の為、D10をごそごそと取り出しました。

黒龍: D100だっけ？
GM: 聖魂コスト3ポイント消費で、D100×D100分
黒龍: (ころっ)…お、十の位そこそこ。(ころっ)69。次が…(ころっ)…ビミョウだな…(ころっ)59　(←慎重に1個ずつ転がしている)
GM: 費用は8000位で
ヒデジ: じゃ、残りはこっちで。(ころころころころ)69×66だ。お、いったんじゃん？
ミギワ: いったいいった
ヒデジ: (電卓打っている)4554。大丈夫だね
黒龍: じゃ、4000ずつ出すか…
ミギワ: どういう感じにして貰おうかしらね
黒龍: 美人で(きっぱり)
ミギワ: いや…誰々風にってあるじゃない
ヒデジ: あ。プレイヤー発言して良い？

ヒデジ＝プレイヤーＢ。何を言い出すのかと思いきや。

ヒデジ: 俺としては、残りの金でミギワをどうにかしたい
一同: あっははははははははは!!!!!!!
ミギワ: いやん、プチ整形しちゃおっかなー(笑)
龍: 埋没法で憧れの二重まぶただ！(笑)
ヒデジ: でも、残りの金って大したことねーから、逆に酷くなったりして

どう弄っても良くなりそうにない聖：ミギワはさておき(暴言)、果たして、シンデレラの行く末や如何に!?