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ミドルフェイズ:2

Middle 3:業務! アナロベア!

ドロップ品を誰が持つのかあーだこーだと話し合っていると、馬の蹄の音が複数、聞こえてきた。一行の背後、旅鳥の町の方からだ。
「……おや。ザインさんじゃないですか。こんなところで会うとは、奇遇ですねええ」

GM
部下四人を引き連れた、妖剣戦士団のトリスタンだ。眼鏡を中指でクイックイッ
サライ
www
ザイン
嫌なのが来たよw
アズハール
厨二っぽいギルド名の人だ!
トリスタン
「勧誘のお話、気が変わったりしてませんかねええ? ウチは楽しいですよ?」
ザイン
「あいにくだな」
GM
断られてしまった
アズハール
www
ザイン
《蹂躙作戦》には参加したくないw
トリスタン
「おや残念。じゃあどっか行ってくれます? 仕事の邪魔なんで」
傭兵
「熊退治なんてクッソくだらねえが、ナントカアンテナを7000Gで買うってやつがいるからよおー!」
ザイン
だれだそれw
アズハール
破格だw
サライ
3倍弱
GM
そう言う傭兵に、トリスタンは「おい」と声を掛けて、《サモン・フェンリル》でドグワッシャアーッ!
サライ
[重圧]や

サモン・フェンリル:ダメージの入った対象に[重圧](スキル使用不可)を与えるサモナーのスキル

傭兵
「ア、アワワ……」
トリスタン
「喋りすぎだ、馬鹿が
……ま、そういうわけですんで、今日はこれですみませんねええ」
GM
言い残して去っていくよ
ザイン
「相変わらずだな、陰険メガネ
アズハール
変な呼び方来たw
ザイン
見たままですがなにかw
GM
そしたら、それを見ていたデシカが青い顔になっている……
サライ
「どうしたの。アンタ的には万々歳じゃない?」
アズハール
「…どうかしたか?」
デシカ
「……え、あの人たちがビッグアナロベア退治するんですか?
ま、まずいですよ! ノルマ達成できないと支部長に怒られるんですよ! まっずーい! はやく追いかけましょう!」
ザイン・アズハール
ノルマw
サライ
殲滅<<<ノルマ
ザイン
仕事思い出すからやめてーw
GM
ww
サライ
「…ま、嫌いじゃないわよ。そういう解りやすいのはね」
アズハール
「こっちとしても、急ぐに越したことはないな」
ザイン
「奴らのしたいようにさせておくのは気にくわんしな」

Middle 4:横槍! アナロベア!

トリスタンが去って行った後、改めて一行はエリオに案内され先を急ぐ。
そして辿り着いた村は―――野生の獣用の防護柵はあちこち破壊され、ほそぼそとした畑やそこで収穫を待っていた作物も踏み食い荒らされ、見るも無残な姿を晒していた。

GM
さて、じゃあ、馬を追っても、熊の気配を追っても、村に向かっても、結局は同じです。シーンはエリオの村です
ザイン
うーむ
サライ
アナロベアは意外に何でも食べるんだな
GM
ただ、村人はどうやらどこかに避難しているらしく人の気配はほとんどないのだが、道端に一人だけ、ばったりと倒れてる男がいる
妖剣戦士団の傭兵の一人だ。さっきフェンリル食らってたやつ
アズハール
なんだ、村人じゃないのか
GM
ダイイングメッセージ「くま」って書いてある
アズハール
ちょwww
ザイン
おいw
ラウラ
こらこら
アズハール
「…なんだ、こりゃ」
GM
そして村の広場の方では、いままさに激しい戦いの音が!
サライ
「んん、つまり漁夫の利のターンね」
ザイン
「の、ようだな」
アズハール
「そういうことになるか」
ラウラ
「しかし腹黒集団が勝つと厄介だなぁ」
サライ
うーん、デシカが男子なら勝手にけしかけたが、女子をひとりで行かせるのは主義に反するな…
GM
少し遠目に見ると、トリスタンと傭兵たちがアナロベアの大群と戦っている
サライ
モブ?
GM
モブ
ラウラ
じゃ様子見で
アズハール
用があるのは29型だけだー
GM
そしてアナロベアたちの向こう側に、ひときわ大きい、ビッグアナロベア(29型)の姿が!
ラウラ
きたー
アズハール
おったw
ザイン
きたきたw
サライ
「じゃ、足止めしてくれてる間に大物をと行くしかないわね」
ザイン
「あいつらもたまには使い道があるんだな」
GM
というわけで、寄っていくならクライマックスフェイズです
サライ
特にやりたいシーンも無いですw
GM
何かしておくことある? 《ヒール》とか
ラウラ
なし
アズハール
ダメージ食らった人、いたっけ?w
GM
ラウラがほんのちょっとだけ? 特になければじゃあ、進みましょう